蹂躙と従属の歴史が織りなす悲劇の国

韓国の大統領史は見ての通り汚職と報復の歴史だな。

こう続くと韓国には大統領制は合わないんじゃないかと思うのだ。

日韓併合（嫌な言葉だ）でそれまでボロボロだった官僚組織を日本が整備し、インフラも基本的な部分は建設したのに、性分までは変えられなかったのね。

アメリカにかぶれて大統領制にしたはいいけれど、軍事政権以降は結局旧態然とした因縁とたかり体質でどうしても政策は行き詰まる。

右に左に揺れ動く政権に寄生して財閥は太ってきた。当然民意など反映されはずもなく、国民は政府が言う反日運動など不条理な嘘を信じ込まされ、ガス抜きに利用されてきた。

歴代大統領が退任後軒並み訴追、自殺に追い込まれるシステムを持った国というのも珍しいし異常だ。

本来、失政を正し補佐する立場の官僚が育たない土壌というのも悲劇の土壌でもあるわけで今後もこれほど危ない国はないだろう。

こんな国が隣にあること自体面倒で迷惑な話なのだが地勢は変えられないし選べないのでうまく付き合っていくしかないのだが、体質が変わらない限り難しいな。

まともな家族に一人だけ出来の悪い弟がいるようなもので、そんな弟一家が年中トラブルを起こしては兄弟に迷惑をかけている。そんな図式ではないかと思う。タチが悪いのは幼いころの恨みを蒸し返しては何度でも実家にタカり、迷惑をかけて素知らぬ顔をしている。

思えば先の日韓合意は韓国にとって起死回生の最後のチャンスだったのではと思う。これを不当とする現政権は安全保障の面からも経済的な面からもとても危険な方向に向かっている。

一見、移りや耳触りはいいが、北朝鮮への制裁の取り崩しや軍事的な圧力を弱める方向にコトが進んでいるのは看過できない。スパイとは言わないが騙されていることに気付かない国民も国民だ。

暗殺された前大統領の父親は旧海軍兵学校卒。「恥」の文化を知る人物だ。草葉の陰でさぞ嘆いていることだろう。


■朴槿恵前大統領、二審は懲役２５年判決　出廷拒否続ける
(朝日新聞デジタル - 08月24日 11:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5257887