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2018年08月24日00:19

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「哲学」の為なら「奉仕」できる

社会適応は
資本主義社会が嫌いだから
御免（ごめん）蒙（こうむ）るが

哲学になら
哲学が好きだから
奉仕することは
喜びだ。

奉仕が喜びであるのは
奉仕の対象が
自分自身の本願であるか
あるいは
自分自身の直系祖先の総意志であるか
以外に
有り得ない。

なぜなら
もしも
そうではない対象に
奉仕するなら

その人は
自分のアイデンティティを捨てて
他人の言いなりになったことになり
（つまり自分自身の主導権を他者に譲り渡したことになり）

他人が善人なら良いが
他人が悪意を隠している場合には
その悪意の操（あやつ）り人形に
成り果てる危険な行為が
「奉仕」である
からだ。

自我を脱し
煩悩を滅却することが
求められるのは

自我を支える
自分自身の祖先の総意志の働きを
邪魔しない為
であり

決して
他人の悪意のままに洗脳されて動くことを
求めているのではない。

にもかかわらず
「しつけ」
や
「道徳」
を
説く者は

「他人の言いなりになる人間の行為」
を
「美徳」
だと褒め称（たた）えて

「理想的な人格」だと
勘違いして推奨している。

理想的な人格
とは
あらゆる悪意を見抜き
あらゆる悪意に騙されることなく
猶且つ
自らも悪意から自由で
内在超越
即ち
内在している自分自身の直系祖先の総意に
奉仕する人格だ。

そして
各個人の内在超越（直系祖先の総意）
は
人類共通の叡智的遺産（叡智的遺伝）
なのだ。

私の哲学好きは
私の祖先の総意が
「私という個性に与えた使命」
だと思う。

一番大事なことは
各々に与えられた
自分自身に固有な使命（必然性）を
見抜くことだ。

人に固有な必然性は
多樣だ。

その多様性は
人類が全体として獲得している
許容力であり
柔軟性であり
臨機応変性だ。

私の必然性（固有性）
は
哲学を無限に創造し続ける行為
だ。

だから
哲学の為に動くことなら
無限のエネルギーが
自然に湧いてくる。

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西田哲学研究会（東京）事務局を引き継いで
廃棄処分の運命にあった『場所』の残部を
全国の図書館等の公共機関や
読みたい人に
寄贈・謹呈し続ける活動
は
そんな私の必然性の一つの現象だ。

そして
もう一つの現象は
京都大学学道道場の後裔の
FAS 協会の HP を管理して

まずは
川﨑幸夫前委員長（関西大学名誉教授）の
「遺稿」を
誰にでも読めるように
電子化して
HP にアップロードしたい。

それから
FAS 協会の機関誌『風信』も
電子化して
iPad 等の電子機器で
誰もが簡単に読めるように
したい。

『場所』も
ゆくゆくは
全号電子化して
（まずは執筆者に可否を聞いて
　電子公開化「可」と回答を得られた人から順番に）
ＨＰ等を作成して
読めるようにしたい。

学位論文だって
教育哲学会の為に書くわけではないし
日本教育学会の為に書くわけでもない。

西田哲学や
シェリング哲学
ひいては
哲学全体の発展の為に
書くのだ。

そういう事のためになら
私は「奉仕」を「喜んで」行う。

また
そういう風に
私は造られているし
そういう気質だし
そういう気性だし
そういう性質（タチ）だ。

それが
私の
学風だし

私の
持って生まれた
雰囲気だ。

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最終更新
平成３０（２０１８）年８月２４日　午後３時３分

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