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2018年07月31日03:36

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備忘録というか自分用まとめ

放流の影響がある地域に住んでいる住民がその影響を意識してなかったとすれば「危機感足りない」と言われるのはしょうがない。
ただし「異常洪水時防災操作」(緊急放流)に伴い「どのようなときに実施されるのか?」「結果、どのようなことが起こるのか?」について、関係する地域住民に事前の周知が適切に行われていなかったとすれば、管理者側の責任も問われて然るべき。

放流の判断については、ダム決壊の危険が高まって止む無く緊急放流を行ったのだとしても、その一方で放流に伴う被害があったのだから、責任ある立場の者は責任を認め、謝罪するなりの対処はしなければならない。
不可抗力であっても、管理責任者が一定の責任を負うのは当然のこと。

そのうえで、緊急放流に伴う下流域での水位上昇の影響を「意識していなかった」ないしは「過小評価していた」のか?
もしくは「認識していたが適切に対処しなかった」のか?
ココが問題。
管理者って誰よ?っていうのも問題。


「情報伝達に課題があった」というが、“事前の対策”と“実際の対応”の両面で検証されるべき。

避難指示の切迫性が住民側に十分に意識されてなかった様子が記事から読める。
「水位が高まりダムを越える可能性があれば、緊急放水を行う」
「緊急放水を行った場合、川が増水して被害が及ぶ可能性がある」
という認識が無かった可能性がある。

後知恵的には「スピーカーからの警報」や「サイレン」が雨音で聞こえない可能性は、状況を考えれば容易に想定できること。
住民への避難指示の呼びかけの方法やタイミングも、それで充分だったのか?というあたりには大いに疑問を感じる。

先の認識の話と併せて、聞こえたとしても、それが具体的に何を意味するのか理解されていなければ意味はない。

情報伝達という点では、ダムの管理者(国土交通省?というか現場?)、自治体(大洲市?)、避難の実行者(消防団?)の間で意識のずれがあったのか?
そもそも「放流すれば被害が起きる、だから非難をさせなければならない!」という意思決定はどこかの誰かが行ったのか?
往々にして「誰もはっきりと決断してない」というのが有りがち。

でも、だいたいどこのどんな事故災害でも「そもそも想定をしてなかった」とか「想定はしていたが対策はしてなかった」というのは同じ。
「まあだいじょうぶだろう、知らんけど」というヤツ。


当事者全員で責任を分かち合ってください。
そのうえで、他人事じゃないよなってのも思った。


あと、関係ないヤツラにボロクソに叩かれる筋合いはたぶん無い。



■ダムの緊急放流、憤る住民ら 国交省、検証作業を進める
(朝日新聞デジタル - 07月30日 16:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5222596
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