mixiユーザー(id:66468869)

2018年07月18日06:58

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未来の食卓

オススメ199。"遺伝子工学はたしかにぞっとする側面があり、現状ではモンサントに牛耳られて利益志向になっているが、同時に、地球を変えうる植物を開発する手段でもある"ジャーナリストの著者がロードムービーよろしく食の未来を世界中に訪ねる本書は登場する人達それぞれの圧倒的な個性に驚かされる。

個人的にも最近の種子法の廃止や人口増による食料価格の高騰の可能性や、鰻界隈の話にモヤモヤして本書を手にとったわけだけど。読み終えて、もちろん、できる限り天然でオーガニックな食べ物を選びたいものの、一方で【持続可能な食料】を考えた時に、それと対立する形で遺伝子組み替え食品を頭から選択肢として非難すべきなのだろうか?と著者同様に更にモヤモヤしつつも、新たな視点を得た感覚がありました。

(賛否は当然別れると思いますが)現実的に持続可能な食の未来を考えたい誰かに、また食のスタートアップ界隈の空気を感じたい誰かにオススメ。
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