オススメ192。"既存のコミュニティが、現代に対応できなくなっているから、コミュニティをアップデートしなくてはいけないのだ"ヒット作編集者の語るゼロからの、そして地域ではなく"好きで繋がる"WEBコミュニティの在り方を考察した本書は、進行形の今を考えるヒントを与えてくれる。
個人的にも、オンラインに常時接続されるようになった"流れる"時代だからこそ、完成品を一方的に提供する【納品主義】から、細かいメッセージを送りあって都度、情報をアップデートする【アップデート主義】にコミュニティはもちろん、仕事、編集も変化している事には共感したものの、一方で、著者自身が"勢いよく文書を書き、それをほとんど推敲しないまま、本にしている"と述べている様に意図した完成度の低さには古典の【完成品】好きとしては、少し残念にも感じた。
"場づくり"や"コミュニティ"について考える会や、読書会の【素材を探す】誰かに、またオンラインサロンやグループを運営する誰かにも。そして所謂"箕輪"本の編集についても考えたい方にオススメ。
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