新幹線殺傷、祖母年金で生活か
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元CIA(公認内部監査人)です。
リスクコントロール、再発防止のルールなどについては基本原則がいくつかあります。
犯罪者をゼロにすることは理想だけれどそれも難しいことです。また、犯罪者は犯罪を行ってはじめて犯罪者になるので、その前にとらえることも理想ではありますがきわめて難しいことです。
不正の三要素は「動機」「機会」「正当化」なわけですが、他人が関われるのは「機会(環境)」しかありませn。どれだけ不正を行いにくい環境、ルールを作れるかとなります。
その「環境」を考えてみます。今回でいえば「新幹線の手荷物検査の是非」ですが。結論から言えば「経済的にも実際の手間からしても費用対効果にしても非効率ゆえに現実的ではない」と思われます。
飛行機と異なり、新幹線は本数等の利便性がウリです。発生確率としては極小である事件対策で手荷物検査など行った日にはデメリットが大きすぎて眩暈がします。しかも新幹線で対策をたてたら犯罪者は今度は在来線で犯行をするでしょう。在来線で対策を立てたら今度は駅という具合に「完封できない」ことに対策を立てても意味が薄いでしょう。
次に「対抗手段」をば。
殺傷性が低く、犯人に奪われても脅威になりにくい「ネット」「さすまた」などを車内に備え付けるのはどうでしょうか?今回のように隣の席から襲撃された場合の効果は疑問ですが、「手荷物検査」に比べるとデメリットが小さいので採用しやすいと思われます。
思い付きで書きなぐっただけなのでとりあえずこのくらいで。
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