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2018年06月08日15:52

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田部京子の“シューベルト・プラス”

日本人ピアニストで私が聴いてみたいと思っているのが田部京子。音楽を聴く確かな耳をお持ちのクラシック系のマイミクさんたちは、彼女を推す方が多いです。今、田部は“シューベルト・プラス”というシリーズを行なっていて、6/22に第4回が催されます。まだチケットは買っていませんが、この日、東京出張の可能性があるので、それが決まったらぜひ聴きに行きたいと思います。

まだ聴いたことがないピアニストですが、第1〜4回の“シューベルト・プラス”のプラグラムを俯瞰してみるとなかなか興味深いですね。

・シューベルトのピアノ曲に、他者の作品をプラスした構成。
他者にはモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスら。
・シューベルトは最晩年の傑作を基本毎回1曲演奏。

プログラムだけみると、第2回目には私が好きな曲がそろってる。
おやっと思うのは、次回の4回目、順番で行くならシューベルトの大傑作である第21番変ロ長調D.960が演奏されてもおかしくないのですが、4つの即興曲 D935になっています。私の考えでは、D.935を弾いておかないと、D.960をヒトサマの前では弾けないということだと想像しています。4月にマリア・ジョアン・ピリスの引退公演の時、D.935を聴いたばかりです。ピリスの音像が残っているうちに、田部の演奏を聴くのも一興かもしれませんね。で、この日のメインはシューマンの「謝肉祭」が置かれています。それはそれで魅力的ですね。

【シューベルト・プラス第1回】2016.11.19
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.311「トルコ行進曲付」
ブラームス: 2つのラプソディOp.79
シューベルト: ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D 894 「幻想」

【シューベルト・プラス第2回】2017.7.14
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
シューベルト: 4つの即興曲 D.899 op.90
シューベルト: ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958

【シューベルト・プラス第3回】2017.11.19
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 op.90
ブラームス: 4つの小品 op.119
シューベルト: ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959

【シューベルト・プラス第4回】2018.6.22
シューベルト:4つの即興曲 D935 Op. 142
メンデルスゾーン:「夏の名残のばら」による幻想曲 ホ長調 Op. 15
シューマン:謝肉祭 「4つの音符による面白い情景」Op. 9

で、私なりに【シューベルト・プラス第5回】の内容を予想してみました。
と言っても、D.960の変ロ長調を含めた私が聴きたい曲を並べただけです。
シューベルトの晩年の珠玉の小品と大曲を並べてしまった。
だからシューベルト・プラスじゃなく、オール・シューベルトですw。
シューベルト: アレグレット ハ短調D.915
シューベルト: 3つの即興曲 D.946
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
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