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2018年06月07日20:51

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千日回峰行

3年前に京都の六波羅蜜寺に
お参りに伺ったら
端っこにしゃがみこんで
並んでらっしゃる列があり・・・

なにかなぁ?と思いながら
お参りをして、帰ろうとした時に
もう少しでどなたかが
来られるようで、
並ばれる方はこちらに〜と
おっしゃっていて。

よくわからないけど、
ありがたいことらしいので、
私も待ってみることに。

すると物凄い早足のお坊さん?が
見受けられ、これは頭を下げて
お迎えしないと〜と思ったので、
その先は通る方達の
足元ぐらいしか見えませんでしたが
たくさんの方が通っていかれました。

そして、すごい早さでお経をあげて、
そのあと、お坊さんが数珠で
一人一人の両肩と頭を当てて
行かれるのが見えて
あ〜 これを頂くために並んで
たんだなぁ〜ってことがわかり
私もありがたくいただきました。
でも、これって、なんなんやろ・・・?
という疑問が残り…

お坊さん達が帰られた後、
近くにいたお寺の職員らしき方に
誠に失礼なのですが、
これはどういうものだったのでしょうかと
尋ねてみました。

すると千日回峰行といって、
1日にすごい距離を歩くお行。
その中で京都のお寺や神社さんにも
立ち寄りお経をあげ
待ってらっしゃる方に
お加持をくださるんですと
説明いただきました。

していただいたことを
『お加持(かじ)』と呼ぶことも
千日回峰行という荒行があることも
その時、初めて知りました。

帰ってからゆっくり調べてみたら
千日の行といっても3年間
ぶっ通しでするのではなく
1年目から3年目までは
年間100日
4年目から5年目は200日
比叡山のお山を毎日30Kmほど
歩きお参りされる。

その次は堂入りといって
9日ほど、断食で不眠不休の中
10万回真言を上げ続けるそうです。
これをやり遂げると阿闍梨になられるようで・・・

6年目からは歩く距離が延び
7年目はさらに京都市内のお寺や
神社にもお参りも含まれて、
その時にお会いできると
お加持をいただけるようだ
ということがわかりました。

お加持をいただいてから
少しして、TVで紹介されていたのを
見ることができ
さらに、すごさを実感しました。

3年前のことを急に持ち出したことに
理由があるのですが
千日回峰行の説明だけで
長々なってしまったので、
また、後日。

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