できるだけ自然なほうがいい。と庭の草刈りをせずに伸びるに任せていたら・・・
草は木になり、落木が重なって分け入ることも難しくなっていた。
なるほど、人類が滅亡したらこんな具合になるのだな?などと悠長なことは言っていられないほど不便にもなってきた。
さて、どこから手を入れてよいか途方に暮れたが、とにかく突撃あるのみ。このために草刈り機も一番出力の大きいのを奮発したのだ。
入ってみると草より木の方が多い状態。おまけに根切りで進めると切った木に行く手を阻まれるので、禁じ手ではあるが草刈り機を振り上げて分断しながら前進した。
この戦法は功を奏した。これだけの状態では切った枝葉の回収だけで相当な労力になり、とても1日では終わらない。
もう20年も手入れしていないというのはこういうことだ。樹木に育つとはっきりその木の種類もはっきり区別できる。太いものだと直径5,6cmはあるのにこのカッターではスパッと切れる。チェーンソーも用意していたが出る幕はなかった。
およそ4時間。用意したガソリンが底をつき、終戦。それでも8割方は処理できた。
見通しが良くなり、風通しも良くなったせいかデッキで飲むアイスコーヒーは格別。
スーパーで買ったまずいはずの弁当もごちそうに感じた。
森林管理には下草刈りという作業がある。樹木を健全に育成するにはこのひと手間が必要なんだそうで、これは人にも通じるところがあるなと思った。
今回は大仕事になってしまったが、まめにやっていればそう大変なことではなさそうだ。
何よりストレス解消には持って来いかもしれないな。
免許は必要ないが、刃物なので危険はある。独特のテクニックもあるので事故を防ぐ意味から講習会は受けておいた方がいいね
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