福島旅のハイライトから
相馬市伝承鎮魂祈念
福島県の太平洋沿岸
宮城県と接する辺りの相馬市
相馬港の少し小高いところに
海を見下ろすように建つ伝承鎮魂祈念館
ちょっと早口言葉みたいな名前だけれど
ひとつひとつの言葉に重みがある
東日本大震災で犠牲となった
相馬市の四百五十八名の慰霊追悼施設
館内には犠牲者の名が刻まれ
四百五十八体の小さなお地蔵さん
展示コーナーには
震災前の街並みの写真や
震災によって被災した街並みの写真
同じ場所を見比べると
その被害の酷さが実感できる
七年経って
街並みは綺麗になっているけれど
何時までも後世に語り継がれるべきなんだよね
中央のテーブルには
個人のアルバム写真がいっぱい
何かと思ったら
津波に流されて回収された写真達
綺麗になって持ち主の元に戻るのを待っている
七年経ってもこんなにあるんだ
もちろん元気なんだけれど
気が付かなかったり忘れたりして
持ち主が探さない写真もあれば
もう持ち主がいない写真もあるんだろうな
もの悲しいけれど
見るべき施設でした
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