余白の考察（ウルトラセブンとツィメルマン）

人物を画面の左寄りに配置し、
かつ、左を向かせる構図って
なんとも意味あり気に見えてきます。

右を向くと未来をみている印象ですが、
左を向くと過去をみている感じがします。
これって、数学のxy座標にも通じますね。

余白になっている右側のスペースには
思考するウルトラセブンやツィメルマンの後頭部から
何かが発しているようにみえるのは私だけ？
それって、言葉かもしれませんね。
「地球の平和を護るためにどーしてらいいか…」
「音楽ってむずかしいなぁ…」
なんとなく後ろ向きな雰囲気、
悩ましいことがあるようにも見える。

余白をつくる構成って案外に難しいです。
FBに使うためのカバーも
いちおう図と地のゲシュタルトな関係を考えながら
構図を決めています。