「嗤う分身」を観る。
内気で要領が悪く、驚くほど存在感の薄い青年サイモン。仕事でもプライベートでも何ひとつ良いことがない、冴えない人生を送っていた。そんなある日、彼の会社に新入社員がやって来る。期待の新人と紹介されたその青年は、サイモンとまったく同じ容姿をしていた。
ドストエフスキーの『分身(二重人格)』を映画化した不条理ドラマ。
目の前に容姿は同じで性格が真逆な人間が表れたら。
それは現実なのか、虚像なのか。
自分でさえわからない。
しかもその自分に追い詰められる主人公。
行き着く先は何処なのか興味が持てる作品でした。
まぁ結果を観てすべては理解できないんですけどね。
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