この土日(3/31-4/1)で、所属する山の会の仲間 5人で行ってきました。
この山へは、9年前の6月6-7日にテントで唐塩山経由で登っています
これが、2009年6月7日の朝の小秀山頂から御嶽山です。
んで、こちらが、今朝 2018年4月1日の御嶽山、例の噴火の前後ですね。
前回の登頂時に、水杭&水糸が有ったので、小屋を建てるのだろうとは思っていたのですが
今回その小屋に泊ることを目的に、宴会荷物を背負って行ってきました。
乙女渓谷キャンプ場の奥の大きな駐車場(ドクターヘリのヘリポートにもなる)を
3/31の8:50に出発します。今回は三ノ谷ルートで往復です。
車止めのゲートまで歩10分、砂利道の部分がありますが、地上高に余裕がある車なら
ゲート前まで上がれます、駐車帯に5-6台は可能
9:20に登山口の造林小屋、ここから山道です。植林地内のジグザグの道は、結構きつめ
鶏岩眺望の看板の手前の斜面
この斜め雪面を歩くのに、心が折れそうになりながら(笑) シューチェーン付けました
今回、僕はこの地の雪山をなめてまして、モンベルのツォロミーワイド+シューチェーン
ストックという装備でしたが、標高1500mを超えたあたりから、たっぷりの雪道
ジグザクに斜面を上がるトラバースの道に雪が付くと、一面の雪斜面の斜め歩行に
靴が柔らかくてキックステップが効かない上に、アイゼンに歯がないので、
結構やばかった(笑)
仲間に助けられながらも、どうにか二ノ谷ルートとの分岐(ほぼ稜線)に12:30
兜岩に13:10
展望は最高です
御嶽山 と 白山
兜岩の裏側へちょっと下がって上がったところが、第一高原 気持ちのいい台地です
日帰りのパーティとすれ違い こんな感じの気持ち良い雪原あるきを想定してた
中央アルプスの全山がきれいに見えます 雪庇があるので縁は歩かない
山頂の小屋が大きくなってきました 雪が十分腐って時々踏み抜きがあります
夏に来るより、この時期の方が歩きやすい なだらかな雪原
さて、楽しみにしていた山頂の避難小屋「秀峰舎」ですが、超ステキ(笑)
階段を上がって玄関を開けると、右手にバイオトイレ(冬季使用不可)と物置
正面に靴などの置き場があり、左手の扉を開けるとひと部屋め(小さめ)
さらに扉の奥には、ふた部屋め(大きい)があります、寝具はありませんが、銀マット
などは多く置いてあり、カビ臭くもなく、とてもきれい(2010年竣工と書いてある)
避難小屋は寒いという、過去の経験から暖かい装備を沢山用意していったのですが
シュラフが暑すぎて、サイドのジッパーを半分開けて寝ました。
肩を出しても全然寒くないのです、保温性が良いのでしょう。
と、言う訳で、雪山のカンをすっかり亡くしていた僕は、登りでとても苦労しましたが
全体としては、楽しく充実した春雪山登山をしてきました。
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