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2018年04月01日08:09

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やらかしました。

先日、EPIC29でいつもの里山を走らせてもらっていたのです。
春の陽気の中、久しぶりの人にも会うことができて、気持ちの良いライド「でした」。

さて、この尾根を通して帰ろう、と走り出したのです。
カーブの抜けでふら付いたのですが修正の範囲内と捉えていたら、なんだかトレイルから外れてしまいそうな挙動に変化しました。
トレイルを踏み外すのはいけないと、タイヤをロックさせないように止まる動作に移行します。
減速しつつも、止まる前に少しトレイルからはみ出たところで木と正対してしまいました。
変に避けてトッ散らかって周りの地面を掘るより、そのまま当たらせてもらったのです。
おかげで、トッ散らかって倒れる事無く、停車できました。

己の未熟に悪態を吐きつつ、トレイルにバイクを戻したら…
あれ?車輪が回らない。
あぁ、久しぶりにやってしまいました。
カラッと大判ポテチが揚がってるではないですか。
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しかも、ステムが緩んでないのに、ハンドル位置が定まらない。
フォークも終わったっぽい…。
これは自走も厳しそうだ。
先程別れた友人に追い付かれ、早速見られてしまいました。

担いで歩きつつ、カミサンに電話して救援を求めます。
さすがマウンテンバイカー、体が動くことを知れば、「何やってんの?」と呆れ顔が見えるような声。
でも、車で回収してくれることに。
トレイルを歩いて合流ポイントに向かう途中でも、知人に会って見られてしまうし。
何で、ここぞとばかりに人に会うのかなぁ?
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合流ポイントに着いて、バイクを寂しく眺めていたら。
あ…、キャスター角が変わってる。隙間からヘッドベアリングが見えてる。
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終わった…。

帰宅したら、娘が満面の笑みを浮かべて「何やったの?!」と嬉しそうに聞いてきた。
これも、マウンテンバイカーあるあるですよね。

早速、前回りをバラしていきます。
ステアリングコラムの圧入が緩んでいるだけじゃなく、変形していました。
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リムは終わりましたが、ブレーキディスクはセーフでした。
ハンドル周りは、特に衝撃を受けてない様子です。
ヘッドベアリングに損傷は見られなかったので、フレームの点検です。
キャスター角が変わっていたので、ドキドキしながら目視での探傷検査です。
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ヘッド周りは内側まで見ましたが、ヒビなどは見られず。一安心です。
また、カーボンフレームなので、変形歪みが出ないのは助かります。見切れませんから。

次は、部品集めです。
前輪は、XC向きリム幅のチューブレス対応で100幅φ15TAハブ仕様を丁度頂いたばかり。
フォークは、手持ちでマッチするものが無かったのですが、「現場を見た」友人から使ってない物を頂けました。
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ありがたく、使い込ませていただきます。

早速、フォークの設定変更と内部点検です。物は、SRサンツアーのEPICON X1 LO-RC 15QR 29。
長期間使ってないとのことなので、一度は開けて確認することを言われていました。
結構スムースに動くけど、一応ね…で、開けて良かった。

ダンパーカートリッジが緩んで、オイル漏れてた。そりゃスライダーは良く滑るよね。(笑)
エピコンの後期型ダンパーカートリッジは、初めて触ります。
構造はシンプルなのとREBA/ROCKSHOXを先日弄っていたから、ロックアウトの仕組みや油面の位置も、少し考えるだけで理解できました。
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ダンパーを何回が組み直して、油面位置を探りました。オイルは#5。
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ネットで少し調べてみましたが、オイルの粘度は見付けられていません。

ストローク量変更は、例によってピンの打ち替えで完了。
120mmでも良いのですが、100mmにしないと重心バランスが変わって、リアユニットの寿命を削ってしまいそうなので。
リアユニット、寿命に不安があるのです。もう、5年使われていますから…ブレインユニットはメーカサポート期限切れですし。

スライダーのグリスアップは薄めにグリスを塗って、アウターケースに8ccずつ#15のフォークオイルを入れました。
場合によってはオイルがシールやボトムから滲んでしまいますが、動きは良いです。けど、メンテなどに勘所があるので、オススメしません。
エア圧は80psiでサグは20mmくらいみたいなので様子見です。
リバウンド調整が全閉でもあまり利かないので、オイルを#7.5〜#10にするかもしれません。

後は、ブレーキディスク付けて、タイヤを履かせて。
チューブレスレディのシーラントの扱いも、随分慣れてきました。
もうそろそろ、3本目のシーラントを買うようです。
タイヤは、ビーラバーからパナレーサーにしてみました。Driver29erProです。

ついでなので、リアブレーキも変更します。
今まで、古いXTだったのですが、ブリードしづらいし、キャリパピストンの滑りがいくら掃除しても芳しくないので。
とはいえ、中古のノングレードレバーとSLXキャリパですけど、ジョウゴを使ったブリードができますし、ピストンは普通に動くし、ホースとパッドはそのまま使えます。
で、ブリードし直したら、エア抜きがとても楽でした。現行モデルより時間を要しますけどね。
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ブレーキディスクも、偏摩耗が進んでいたので減りが少ない中古に交換です。
タイヤも、Driver29erProにしようとしたのですが、どうしてもビードが上がらず、チューブレスは諦めチューブドとしました。
今度、じっくりチューブドでなじませてからリトライしてみます。

さて、実走。
リバウンド全閉、コンプ全開から1クリック閉でイイ感じ。
やはり、オイルが柔らかいかな…?
エア圧もフルバンプまで10mm弱くらい残っているから、これでいいかな。
タイヤは、フロント160kPa/リア180kPaでお試し。フロントのエア抜け、保ちの悪さが気になる。一回、タイヤが欠伸して圧抜けも起こしたし。フロントもチューブドにしようかな?
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そういえば、残念な事がありまして。
気に入っていたパナレーサーの低圧用エアゲージを、壊してしまいました。
タイヤの耳出しで圧を高めに入れていたのを忘れて、ゲージを挿してしまったのです。
上限300kPaに対して、多分400kPaちょっと入っていたのかな?
挿した瞬間、「ピキンッ!」という音が聞こえて、(あ…)と気が付いた時には終わってました。
皆さま、お気を付けください。
あぁ、要らん出費をまた増やしてしまいました…。
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