ペンタゴン・ペーパーズ

ベトナム戦争を巡るアメリカ政府の不正を暴こうとする新聞社と権力で押さえつけようする政府、新聞社の中でも報道としての使命か、経営かで争いが。
スティーブン・スピルバーグ監督、メリル・ストリープとトム・ハンクス主演。
権力を報道が監視しないと国民が死ぬことになる。
都合の悪い報道をフェイクと決めつける米政権や、政権の悪事を暴く新聞社を貶める発言を続ける我が国の政治の現状を見ると、あらためて民主主義を貫くには報道が大事だと思う。
ネットの書き込みではなく、「活字」の大事さを思い起こさせてくれる。劇中でも活字を組んで紙面を作っていくシーンが何度も強調される。
本を読まずに調子のいいネット記事をコピペしてばかりのネトウヨへの警鐘でもある。