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2018年03月05日17:26

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ピアノのアニメ「ピアノの森」が4月から放送開始

2月末ごろ、たまたまピアニストの漫画「ピアノの森」全26巻(原作:一色まことさ)を読んでいました。この物語は、森に捨てられたピアノをおもちゃ代りにして育った一ノ瀬海(いちのせかい)が主人公。そして、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花。そしてショパン・コンクールに挑戦するものです。

久々に熟読すると、いろいろトリビア的な発見がいろいろあって面白かったのです。ひとつ紹介するなら、第10巻に出てくるあるピアノ・コンクールのいち場面。この会場のモデルになっているのは、私がよく足を運ぶ水戸芸術館コンサートホールであることはまちがいありません。最初、読んだ時は気づかなかった。

フォト


そんな中、4月から「ピアノの森」が放送されることを知りビックリ。時間が深夜なので、大人向けアニメということでしょうか。かつて映画版では、主人公の海くんの小学生時代を描かれた第5巻ぐらいまでのストーリーが制作されましたが、今回は終盤のショパン・コンクールが軸になっているようです。私はあまりアニメは見ませんが、これはちょっと見てたいかも。ショパン嫌いの私が、少しでも彼の音楽を好むきっかけになるかも…w。

これは今日、配信されはじめた予告編
この動画の終盤で海くんが弾いているのは、ショパンのエチュードop10-1です。
https://www.youtube.com/watch?v=fRVj2zFlpyM


これは、「ピアノの森」に登場するピアニストたちの演奏の音源を担当する本物のピアニストたちについての動画。肝心の主人公・海くんの担当は発表されていませんが、海くんにピアノを教える阿字野先生の演奏を担当するのが反田恭平、海くんの友人でもありライバルである雨宮修平の演奏を担当するのが高木竜馬。

私、この二人の実演を聴いたことがあります。反田恭平は、2年前に東京の浜離宮朝日ホールでリサイタルを聴いてきました。ラヴェルの「夜のガスパール」の生演奏を高いレベルで聴いたことは無かったです。日本刀のような妖しさと美しさと切れ味がある演奏でした。高木竜馬は8年ぐらい前に水戸の佐川文庫で聞きました。ムソルグスキー、プロコ、ストラビンスキーらロシアの作曲家の大曲を弾くという意欲的なリサイタルでした。たしか入手したばかりというホロヴィッツ版の楽譜を使って「展覧会の絵」を壮大に弾いていました。

私が学生のころ、音大でピアノを専攻している友人にピアノの手ほどきをしてもらったことがあります。バッハのインヴェンション1番とショパンのプレリュードop28-7(
別名:太田胃散のCMテーマ)はギリギリで暗譜で弾けるようになりました。ベートーヴェンのソナタ8番の第2楽章は半分弾けるようになりました。指と脳の老化防止のためにピアノを弾いてみようかなw。4月からの「ピアノの森」の放送、楽しみです。

https://www.youtube.com/watch?v=ectfeIMuQTg





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