そろそろ怒ってもいいんじゃないか？

旧厚生省としては４０年の時を経て満を持してといったところだね。

支給年齢７０歳固定化に向けた布石だろうけど、欲を言えば８０歳案なんてのもささやかれている。いやらしい話だけど６０歳から７０歳までの受給者減は当然試算しているだろうけど一体どのくらいを見込んでいるんだろうね。

実際、若い人たちは何となく受けられなくても仕方がないなんていう雰囲気になっているかもしれないけど給与明細をじっくり見た方がいいよ。

給与の額面からいったいどのくらい税金を取られているかよく見るべきだな。そのうちの年金保険料というのは国の財布というべき一般会計とは別に特別会計といって議会の議決を経ずして勝手に使える財布であることは今も変わらない。

その昔、採算を無視した保養施設や、破たんが見えている自治体の箱モノに原資をつぎ込んだ前科がある厚生省のDNAは今も脈々と生き続けている。いまだに国税運営を拒み、既得権にしがみつく官僚組織が存在する限り未来はないことに早く気付くべきなのだが・・

今回の話は極めてシンプルなことで、受給者の自然減+先延ばし。つまり分母を減らして分子を増やすということで制度の延命を図るという姑息な措置だと言わざるを得ない。

こんな話が出ること自体国民をバカにした話なのだが、国民から怒りの声というのもなかなか聞こえてこないことに不思議なことだ。
■年金「７０歳超可」提示＝就業率目標も引き上げ−政府
(時事通信社 - 01月17日 17:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4946999