マジンガーＺ　INFINITY

今日は骨粗しょう症の勉強会があったので夕方の遅い回を観てきました。
席は３割埋まる感じ、みんな映画見ようよ、そのうち映画館なくなっちゃうよ。

さてさてマジンガーＺのリブート作です。
当時のテレビのリメイクではなく完全新規のお話。
テレビシリーズが終って年月が経った世界のお話です。
なので兜甲児は研究者になって妙に頭がよくなってるし
弓さやかは光子力研究所の所長だしお父さんは日本の首相だし
ボスはラーメン屋やってるし
剣鉄也は炎ジュンと結婚してジュンは妊娠してるし

年月の経過は恐ろしいまでの現実を突きつけてます。

最初、声のせいで猛烈な違和感があります。
設定年齢のわりには声が若い、もっと落ち着いた声でもよかった気がします。
まぁ慣れればどうってことないですが。

詳しい内容は避けますが非常に面白い作品でした。
ブルーレイは間違いなく買うでしょう。
ネットの感想は両極端ですが総じて旧作をリアルタイムに見てた世代には評判悪い感じ。
あたりまえです、オッサン向けに作ってないんだから。
もっと重いテーマがよかったって感想がありましたがスーパーロボットのアニメになに求めてるんや？って話です。
これはマジンガーっていうより永井豪作品にもう一度若い人を引き戻すのが目的の作品な気がします。
今年は永井豪作家生活５０周年だし。
作中に出てくるマジンガールズなんていらん！って言ってる感想もあります。
いるやろ！永井豪の作品であぁいうエロいおふざけなくてどうすんねん！って話。
戦闘シーン、武器の名前連呼してるだけ、パチンコ台みてる感じだったっていう感想もある、
スーパーロボット動かすのに武器の名前叫ばないパイロットがどこにおんねん！

旧マジンガーの断片は作品全編にちりばめられている。
石丸さんや松島さんもちゃんとゲストで声だしてる。
オッサンに向けたサービスもちゃんとしながら若い人にアピールもする。
エンターテイメントを意識したすばらしい作品に感じました。
これは劇場で見たほうがいい作品だと思います。
迷ってる人はぜひ、オススメ。

予告でやってましたがパシフィックリム２は４月、これも期待大。