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2018年01月10日05:05

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角田光代・河野丈洋『もう一杯だけ飲んで帰ろう。』新潮社 2017年11月刊

昨日読み終わった本。
角田光代・河野丈洋『もう一杯だけ飲んで帰ろう。』新潮社 2017年11月刊。

https://bookmeter.com/books/12417478
https://www.amazon.co.jp/dp/4104346071
http://www.shinchosha.co.jp/book/434607

「近所の居酒屋や旅先のお店、古本酒場や昼飲みの聖地、芝居を観たあと朝まで盛り上がり、うまい魚のために電車に乗って。今夜も夫婦でおいしいお店へ、たくさん飲んで話して帰りにはもう一杯。二人で訪れたお店をそれぞれの視点で綴る初の夫婦共著エッセイ。」

「ふたりで訪れたおいしいお店をそれぞれの視点で綴った初の夫婦共著エッセイ。ずっと別々に行っていた居酒屋に今は二人で一緒に。旅先の味を求めてミャンマー料理を食べに。近所の古本酒場で常連たちと盛り上がり、芝居を観た後は朝まで話し合う。昼飲みの聖地ではしご酒、うまい魚を食べるためには電車に乗って。ご近所から海外まで、今夜も夫婦で一杯飲みに。読めばおかわり必至ごくごく読める楽しいエッセイ。」

AERA dot. 2017.12.25 11:30
『週刊朝日』2017年12月29日号
角田光代の夫はまるで「イリオモテヤマネコ」 妻でも遭遇できない?
https://dot.asahi.com/wa/2017122100061.html

「結婚に否定的だった」角田光代が河野丈洋と再婚した理由
https://dot.asahi.com/wa/2017122100062.html

Book Bang −ブックバン− 2017年12月18日
「レモンサワーを馬鹿にするな!」お酒への愛情爆発 角田光代&河野丈洋夫婦対談
https://www.bookbang.jp/article/544123


『古典酒場』Vol.11-12(2012-2013) と『芸術新潮』2014年5月号〜2017年5月号連載、「もう一杯だけ呑んで帰ろう。」38篇。

2009年に結婚された、1967年生まれの作家・角田光代さんと1978年生まれの音楽家・河野丈洋さんのご夫婦が、西荻窪、荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺、中野、新宿、高田馬場、渋谷、下北沢、永福町、吉祥寺、その他(香港も!)のお店で飲み食いしたことを、それぞれが撮影した写真と共に語る、楽しいエッセイです。

得地直美さんによる似顔絵も楽しいです。

「私と夫のいちばんの共通点は、「酒を」飲むことでなくて、「人と」飲むことが好き、ということで、だからこそ私たち二人も親しくなったのだと思う。」
p.204 いつも真ん中にはおいしい酒

「「自分が何を大事にして生きているのか」を感覚的に共有できる人と飲むことが、僕にとっての喜びだ。その感覚が自分にいちばん近く、おなじような理解をしているのが妻で、また妻を通じて知りあった方々もみな、似たような感覚を持っていると僕は思っている。」
p.206 それでいいよ、大丈夫だよ

https://dot.asahi.com/wa/2017122100061.html
によれば、お二人の普段の生活は、
「妻 この前は3カ月、仕事部屋からほぼ出てきませんでした。その間に私が姿を見たのは3回ぐらいですね。その間は食事も別々でお互い一人暮らし。死んでいたらいやだなと思って、メールのやりとりはしています。」
だそうです。

読書メーター 食べ物の本棚
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091194
の登録冊数は366冊です。エッセイ、小説、マンガ、絵本などを著者名の五十音順に並べています。

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