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2018年01月09日05:16

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東海林さだお『焼き鳥の丸かじり 丸かじりシリーズ40』朝日新聞出版 2017年11月刊

昨日読み終わった本。
東海林さだお『焼き鳥の丸かじり 丸かじりシリーズ40』朝日新聞出版 2017年11月刊。

https://bookmeter.com/books/12453541
https://www.amazon.co.jp/dp/402251504X

「「串外しはNG!!」の記事に思う。
焼き鳥を串のままかじるとなると大きく口を開かねばならず、とくに女性の場合、口の周辺に施された濃密で細密な細工が打撃を受ける。
串にしがみつく砂肝をどうするか? 
抱腹絶倒の東海林ワールド、シリーズ最新第40弾! 」

「「串外しはNG!!」にしみじみ思う…女性にとって焼鳥の串の存在とは? 化粧事情、そして、立ちはだかる歯茎の問題。頑強にしがみつく砂肝をどうするか? 最新刊「あれも食いたいこれも食いたい」第40弾!」

『週刊朝日』2015年7月17日号〜2016年6月10日号連載「あれも食いたいこれも食いたい」36回分。丸かじりシリーズ第40作。

前巻『シウマイの丸かじり』の刊行が2016年11月でしたから一年ぶりです。
一気に読んでしまっては勿体ないので毎日少しづつ読んで五日間楽しみました。

2015年秋に肝細胞がんで42日間入院されていた東海林さだおさんは、ウィキペディアによれば、1937年10月30日生まれです。

来年も41冊目が読めますように。ご健啖ご健筆を祈念いたします。

「入院してました。それでこの連載も休載を余儀なくされました。ゴメンナサイ。病名は肝細胞がん。肝臓のがんといえばがん界では横綱級の大物。でも、それほど大した横綱ではなかったらしく、アヤシイ部分を切り取って、一か月ちょっとで無事退院。

11月2日に入院。13日に手術。手術時間、4時間。肝臓の1/10ぐらいを切除。159.9グラム。レバ刺しにすると二人前弱というところでしょうか。 … 術後二日目から五分粥が出る。五分粥、温キャベツ、肉団子、甘藷カツブシ煮、花麩清汁、ヨーグルト。」
p.104 病院食はいま

「肝臓を悪くして入院して以来[2015年11月13日肝細胞がん手術]、当面アルコールはご法度ということになった。

それ以前は、何を食べるにしても、まずビール、という食習慣だった。ビールから始まって日本酒、ワイン、ハイボール、酎ハイに至るという「アルコールを立てる」食習慣を何十年も続けてきた。立てる、というのは「顔を立てる」の立てるです。

そのアルコールが急に全面禁止になった。エライことになった。何を食べても落ちつかない。」
p.142 甘いもん

読書メーター 東海林さだおの本棚(刊行年順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206
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食べ物の本棚
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ご笑覧いただけましたら幸甚と存じます。

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