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2018年01月06日05:09

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木村衣有子『キムラ食堂のメニュー(中公文庫)』中央公論新社 2017年10月刊

昨日読み終わった本。
木村衣有子『キムラ食堂のメニュー(中公文庫)』中央公論新社 2017年10月刊。

https://bookmeter.com/books/12301105
https://www.amazon.co.jp/dp/4122064724
http://www.chuko.co.jp/bunko/2017/10/206472.html

「行きつけの蕎麦屋、お気に入りの喫茶店、廃炉作業のつづく福島第一原発の食堂……。
日本各地の料理人・職人・店主を取材し、みずからミニコミの執筆・編集・発行を手がけてきた著者。どこに出かけても、そこにはいつも、味覚のよろこびがあった。思い出す料理、人との出会い、畑を耕した三年間など、日常のなかで、変わりゆくものと変わらぬものを感じながら、食の風景を綴るエッセイ集。 」

「各地の飲食店主や職人の取材を続けるかたわら、お酒のミニコミ『のんべえ春秋』を発行してきた著者。懐かしの大食堂、小さな台所での工夫、郊外のコーヒーショップ、都会の片隅にある畑…。日常のささやかな変化を感じながら、さまざまな食べもの・飲みものとの出合いを綴る。おいしい話満載の一冊。」

1975年生まれ、栃木で18年間、京都で8年間暮らした後、2001年に東京へ転居、2012年晩秋、台東区から足立区へ引越しした、『のんべえ春秋』編集発行人、木村衣有子さんによる文庫オリジナル、267ページ。

「農業体験型農園 利用料年4万5千円」を3年間利用した「畑日記三年分 東京都足立区の片隅で」120ページと食べ物・飲み物エッセイ32篇。

2011年5月に読んだ
『あのとき食べた、海老の尻尾』大和出版 2011.3
https://www.amazon.co.jp/dp/4804704450
からの再録が12篇、「三十四、五歳の頃に書いたものにはずいぶん手を加えた」
p.263 あとがき。

表紙は、クレジットはありませんけど、岩手県花巻市マルカンビル大食堂のナポリかつ。

「2017年春のマルカン。 私は、ちょうど一年前に来たときと同じく「ナポリかつ」を注文した。フォークが添えてあるけれど断然お箸のほうが食べやすい一皿。ソフトクリームも、割り箸で食べるというのがここの習わし。もちろんそれも、変わっていない。」
p.31 マルカンビル大食堂

「2014年9月14日 午前中に畑仕事をした帰り道に思い浮かべる食べものナンバーワンは、サッポロ一番塩。トマトの最盛期にはざく切りにしてのっけていた。酸味を加えると俄然、東南アジアの屋台風味になる。」
p.198 畑日記三年分 東京都足立区の片隅で

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