過去何度かやるよと言っては企画しきれずにきた、本番でラーメン作る芝居「ラーメン十月亭」。このたびまた「やりてえ」て言い出した人(JK)がいるので、構想を。
僕としてはとにかくラーメンが食えさえすればいいのでどっかの公民館の調理室でいいやと思ってたんだけど、彼女は本物のラーメン屋さんの店舗でやりたいらしい。
言うのは簡単、制作は死ぬやつ(笑)。
しかし言わなきゃなんも始まらんので、どんなに無理そうでもともあれ言っちまうのが正しいw
もちろん、劇場にラーメン屋の厨房のセットを組むという案はおそらく難易度が一番高い。なんべんも検討したが、ハイリスクローリターンすぎるのでやめましょう←
簡単なのは(決して簡単ではないが)、
「貸しに出されてる閉店したラーメン店を数ヶ月居抜きで借りて、稽古と調理練習もそこでやる」
ってやつだよね。家賃光熱費でざっくり50万かかる。それを回収できる制作力が必要だが、メリットは大いにある。とにかく稽古と本番のスペースが同じであることはリアリズムにとってはものそい利が大きい。味の追求をみんなでできるしネ。
稽古期間中、試作品で営業したらいい。ラヲタに宣伝して300円くらいで食べに来てもらったらいい。これはいいぞ。勉強して金を払うのは学生、勉強して金を取るのが社会人(笑)。
不動産屋や保健所との交渉とか製麺所めぐりとかできるよ制作は!これは譲れない俺がやりたいぜw
JKにはまず麺上げ用のザルを使いこなすところから初めてもらってだな。風呂場でシラタキでw
レシピづくり期間を短縮する手は考えてある。先にいちばん好きなラーメン屋の麺を特定して、スープとタレはそれに合わせて設計するんだ。これをスープ先行でやろうとすると何倍も時間かかる。味噌だとんこつだと面倒なこと言わないことにすれば、ぶっちゃけ麺とラード量と醤油ダレのバランスさえまとまればレシピは案外できちゃうと思う。
採算に関して。たぶんキャパが小さいので、50人10ステ2000円でも100万と、おそらくギャラなしでも入場料だけではペイしない。居抜き物件が早めに準備できるとも思えないので助成的なことは期待できない。クラウドファウンディングはかなり可能性あると思う。あとはメディアへの売り込みですね。物販はギョーザとビールで(笑)。
うむ。これはかなり楽しいぞ。(^皿^)
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