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2017年10月30日20:35

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初心を思い出す。

大河の『直虎』では大事なことを
教えてもらえます。
直虎さんがお坊さんだったからというのが
大きいと思うのですが、
先週は家康さんに教えてもらいました。

お家が取り潰しになった井伊家を
復活するために直政さんが
奮闘するのですが、
簡単にいきません。

そんな中、戦が始まることになり
自分も連れて行って欲しいと
家康さんに頼むのですが
聞き入れてもらえず、
『日本一(ひのもといち)の
留守居になれ』と命じられます。

戦に行けないと手柄が立てられない。
お家のためになれない。
歯がゆく思うものの、
命ぜられた通り留守居で
手柄を立ててやると決め、
頼まれた弓矢の手入れをします。

やるからには日本一の仕上がりにしようと
丁寧に細かなところまで気を配り仕上げます。
すると手入れを頼んだ者が
自分がやったと上の人に報告し、
直政はまたもや歯がゆい思いをします。

でも、戦から帰って来た家康さんは
直政さんを呼び出し、弓矢を直したのは
お前たちだろ?と尋ねます。
『今までとは仕上がりが違うから
新しく入ったお前たちが
やったのではないかと思った』と
ねぎらってもらえるのです。

与えられた仕事はどんなものであれ
一生懸命、心を込めてする。
それは見る人が見ればわかる。

私の大好きな渡辺和子さんも
本に残していらっしゃいました。
雑用という用事はない。
用事を雑にするから雑用になる。
どんなことでも、心を込めて
行うことが大切だと。

日本一の留守居になれという言葉を
胸にやりきった直政さんは素晴らしいですし、
それに気づく家康さんもすごいと思います。
どこまで、真実なのかどうかはわからないですが
上に立つ人というのはそういうところまで
見ていらっしゃるように思います。

何か取り組んでいる時に
途中で悩んだり、迷ったりすることがあります。
どうしていいかわからなくなった時は
何をするつもりだったのか?
何を目指していたのか?
初めに志したことを思い出すと
なにかヒントが見えてくるように思います。
(今回で言えば日本一の留守居になるには
何をするべきなのか?のように…)

ヒントがわかれば
あとは、心を込めて打ちこむ。
そうすれば、自ずと結果に表れる。

私も目先に惑わされて
初心を忘れてしまっていたようです。
それに気づくために
これを見せられたような気がしました。

迷ったら立ち止まって、初心を思い出す。
そして、心を込め尽くす。

心がけていきたいと思います。

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