mixiユーザー(id:787023)

2017年10月27日01:13

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やったもん勝ちこそ治安悪化の本質

思わぬところで物を盗まれる件が増えてるようです。

山中の太陽光発電の送電ケーブルがごっそり盗まれたり。
一帯の建物から電気メーターが取り外されて盗まれたり。
金属系は捌くルートがあるからっていうのはわかるけど、魚卵なんかどこに捌くんでしょうか?

単価が安いから大規模にやる必要があり、儲けのわりに手間ひまがかかるこの手の窃盗。
たかだか被害150万円の規模ですよ。
しかも一度やったら二度目はなさそうなシノギです。

誰の仕業なのかわかりませんけど極めて杜撰で刹那的な犯行です。
「まさかこんなものを盗まれるとは思ってない」のに目を付けた“やったもん勝ち”の発想が見て取れます。

これ、治安の観点から見ると「犯人が誰か?」はあまり問題ではありません。
やる気になれば誰だってできるような盗みですから。
やったもん勝ち。

これでもう、どこの養殖場も「次はウチが?」と気にしないわけにいかなくなります。
こういうのはやられてしまうと大きな痛手になります。
だから実際やられるかどうか?その確率は関係ありません。

そして養殖場が防犯対策を始めれば、犯人は次の獲物を考えるだけでしょう。

こういうのが「治安の悪化」なわけですよね。
治安というのは社会に対する信用なので、一度大きく破られてしまうと元に戻らないわけです。
「社会の劣化」と言ってもいいです。

これを根本的に元に戻すには、こんなチンケなシノギにメリットがない状況をつくるしかありません。
しかし実際はその逆の状況にどんどん近づいていってるようです。


サケ割き卵盗む 被害150万円
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4831815
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