「プロメテウス」に続くエイリアン・シリーズ新作。
エピソード・ゼロ・シリーズ3部作(と言われている)の第2作。
今回、ちらしの文句は「絶望の産声」。
正直意味がわからなかったが、作品を観てみると、よくわかる。確かに、そのとおり。
さて、本編は、一応「プロメテウス」を継承しているが、どのように継承しているのかは、物語の中盤まで明らかにされない。それが明らかになったとき、確かにこれはエイリアン・シリーズの1作だな、と思った。
物語は大規模移民船コヴェナント号がある信号を傍受し、その発信源たる惑星に向かうが・・・というもので、遭遇物としてはおなじみのパターンである。しかし、そこに、あるキャラクターを配置することで、従来とは全く異なる物語が展開していく。
そしてラスト、観ていてある程度予想のついた展開だったが、「エイリアン」に繋がるその後の展開を早く観たいと思わせる結末だった。
「プロメテウス」を観ていないと判りづらい箇所はあるものの、哲学的要素も交え、楽しめる作品だった。
ちなみに、前回「プロメテウス」は吹き替え版で悲しい思いをしたので、今回は字幕版で鑑賞。
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