よほどの事…どうしても聴きたい、聴かねばならない音源でも無い限り、新しいCDは買わない…
理由は、優に1万枚は超える我が家のCD在庫にほとんど手付かず…にも関わらず、今聴くとこれはこれは…と感心するCDが山のように眠っていそうなこと。
J.S.バッハ他クラシックの同一楽曲はある意味、リファレンス…指揮者や演奏家によってどのような解釈があるか、時代考証的に正しく感じられるか…いや、より自分好みかを比較するためだから、ある意味存在することに意味がある。
レコードが入手困難であるのと同様、昨今はCDすら廃盤になると復活しない…何せ、EMIがワーナーに買収、RCAやハルモニア・ムンディだって今じゃソニーだし、DG/Philips/Deccaといったポリグラム・グループやECMですらユニヴァーサルになってしまった時代。
メーカーである以上、売れないCDを数千〜万枚単位でプレスして在庫を抱えるような真似はしまい。
ただ、ポップスやロック他のジャンルは、ちょっと考え方が違う。
私は最新や流行には鈍感なリスナーである。
自分にとって良い曲、カラオケで歌える曲は別としても、愛聴盤は1960〜1990年頃までが大半。
ターンテーブルというかトランスポートに50回乗る音源なんて、良いところ500枚に満たないのではないかな?
例えば、カーペンターズやクイーン、EW&F、シカゴ…キング・クリムゾン他の一部プログレ。
ジェイムス・テイラーやエンヤ(ファミリー…クラナド/モイア・ブレナン)、メアリー・ブラックにべス・ニールセン・チャップマン、オリータ・アダムス等々。
多分100アーティストいるかどうか。
聴きなじんでいることもあり、これを超える愛聴盤がこの先、大幅に増えるとは考えにくい。
ならば、とりあえず、40代までに大半を買い集めていたコレクションから今の自分、もしくは少し先の自分をイメージして聴いて楽しい盤を発掘しよう。
多く見積もって週に20枚聴いたとして、月80〜100枚。
ざっと100ヶ月=8年以上はかかる。還暦を超えてしまうなぁ(笑)
ネットサーフィンやゲームとかしながら、音声は出さない作業に勤しむ際は、バックでCDをかけまくろう。
ログインしてコメントを確認・投稿する