昨日読み終わった本。
ハンター・デイヴィス『THE BEATLES LYRICS 名作誕生』奥田祐士訳 TAC出版 2017年7月刊。
https://bookmeter.com/books/11857376
https://www.amazon.co.jp/dp/4813271464
「【「ビートルズの歌詞」の最高峰の書、日本特別編集版でついに邦訳!】
直筆原稿など貴重な資料を徹底収集、オールカラー+歌詞対訳付で掲載。
豪華仕様、圧倒的な情報量で名作誕生の秘密に迫った唯一無二のソングライティング・ドキュメンタリー!
ただ一人のビートルズ公認伝記作家であるハンター・デイヴィスがオリジナル182 曲の魅惑的な創造プロセスを解き明かした、「ビートルズの歌詞」についての最高峰の書。
著者ハンター・デイヴィスは本書の執筆にあたって彼らの曲のオリジナル・ヴァージョンをつぶさに調べ、歌詞の原稿をできるだけ多く見つけ出し、これらの歌詞が最初にいつ、どのようにして書かれ、レコーディング・スタジオに入るまでのあいだに、どのくだりが変更され、あるいは没になったのかを突き止めた。
初稿と完成形の歌詞を比較し、その意味、出典、名前、場所、フレーズ、表現を解説!」
The Beatles Lyrics: The Unseen Story Behind Their Music (2014) の翻訳。
福岡県立図書館蔵書。
A4判 479ページ 定価6000円(税別)な大きくて重たい本を返却期限までにどうにか読み通しました。
1936年生まれのビートルズ公認伝記作家が描く四人のあれこれが、私には歌詞以上に面白かったです。
日本版特別寄稿
松本隆「繊細な物語性、ポピュラー・ミュージックを変えた詞」
藤本国彦「ビートルズの歌詞は日本でどのように紹介されてきたのか」
「ヤー・ブルース Yer Blues
これを書いたジョン、書かざるを得なかったジョン、書く手を止められなかったジョンに、同情せずにはいられなくなるほど絶望的で気が滅入るナンバー。彼は世界に、自殺したい気分だと打ち明ける。」
p.371 The White Album
私の持っているこの曲の三種類の音源、
1968年5月〜10月に録音された『ホワイトアルバム』、
1968年12月11日の『ロックンロール・サーカス』、
1969年9月13日の『スウィート・トロント』
を何度も聴いてしまいました。
ユーチューブでも聴けます。
The Beatles - Yer Blues (The White Album)
https://www.youtube.com/watch?v=Xid1xXBnAyw
Yer Blues - Dirty Mac (John Lennon, Eric Clapton, Keith Richards, Mitch Mitchell)
https://www.youtube.com/watch?v=fj4aJ8R0k2Y
Yer Blues - John Lennon & Plastic Ono Band - Toronto 1969
https://www.youtube.com/watch?v=hPA8TGNjqjs
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