すっかり汗も引いたので、
コンさんは野生牛を求めてさらに山の奥へ。
「こっちは島の人もまず通らないみちなんでね」
舗装されてない。
とんでもないでこぼこ道を
自称四駆の軽自動車が疾走する。
メッチャスリリング。
遊園地のアトラクションだ。
道には見渡す限り牛の糞だらけ。
でも、残念ながら野生の牛はついに姿を現さず。
これは野生牛が角を研いだ跡だそうです。
牛がいなくてコンさんは申し訳なさそうだが、
全然OKですよぉ。
もう満足しきってますもん。
さらにコンさんは、
島のスポットを案内して回ってくれる。
温泉を楽しみ、
大自然を楽しみ、
酒を楽しみ、
コンさんとの会話を楽しみ・・・・
ぼくは感激しながら本気で言っていた。
「このツアーに3万、いや、5万払っても文句ないですよ」
「あはは、請求書は行きませんので安心してください。
だいたいコンパニオンも付いてないのに3万は高すぎるって」
もう皆さんもお気づきかと思うが、
ぼくたちって、罪を犯してますよねぇ・・・・。
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