「プレミアムトーク　吉田秋生×伏見憲明×三浦しおん」『月刊フラワーズ』2017年8月号　小学館　2017年6月28日発売

昨日読んだ雑誌記事。
「プレミアムトーク　吉田秋生×伏見憲明×三浦しおん」『月刊フラワーズ』2017年8月号（吉田秋生画業40周年記念号）　小学館　2017年6月28日発売。p.51-56

https://bookmeter.com/reviews/65579756

「伏見憲明　写真が全く出回っていないので外で会っても誰もわからない…
吉田秋生　意図してそうしてます。近所の人とかテニス仲間には仕事のことを全然言っていないので。
三浦しおん　え―ーっ！？
伏見　名前は？
吉田　ペンネームなので。本名では全く別の人生を送っています（笑）。誰も私が何をやってるか知らないんです。
伏見　夫は知っている？
吉田　知ってます（笑）。」p.4

「吉田　苦しいのは…ネーム以外、全部苦しい。
三浦　じゃあ、お話作りはあまり苦労されないんですか。
吉田　ネームが楽しいというか面白いから、この仕事を長く続けてこられたんだと思う。ネームを描（か）き終わってしまうと、それで自分の中で完結してしまうんです。あとはもうルーティンというか、ひたすら清書するみたいな作業なので、あまり、こう…自分的にはそんなに面白いものじゃないんです。
三浦　ネームの段階からかなり精密に描くんですか？
吉田　ええ、描きます。頭の中にあるものを全部アウトプットする。そうするともう、それ以上の作業は自分的には必要ないんです。もうその後（あと）は結構、あー、めんどくさいな、とかね。そういう感じになっちゃう。」p.53