小説「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。」
2014年に発表された時雨沢 恵一のラノベ3部作。
3冊が刊行されたものの、その後3年間続刊がなく、これでシリーズとしては終わっているのだろう。
さて、もともと山本弘さんの小説「世界が終わる前に BISビブリオバトル部」で紹介されていた多くのミステリー小説のひとつで、読書リストに加えていたもの。
確かにミステリー要素はあったが、1、2巻は主人公の高校生ラノベ作家とその同級生たる女子声優によるラノベ入門、3巻はラブコメが物語の主軸になっており、謎解きよりも主軸の展開のほうが読んでいて面白かった。
伏線っぽい要素を残したままで途切れてしまったのは、売れなかったからだろうか。
それにしても長いタイトルだ。
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