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2017年04月28日05:02

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みなもと太郎 『風雲児外外伝 松吉伝』 復刊ドットコム 2014年1月刊

2014年12月に読んだマンガ。
みなもと太郎 『風雲児外外伝 松吉伝』 復刊ドットコム 2014年1月刊。2014年12月8日読了。

https://bookmeter.com/reviews/43344348
https://bookmeter.com/books/7847107
https://www.amazon.co.jp/dp/product/4835450280
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68322214

「みなもと太郎が、祖父・漆原松吉のエピソードを綴ったエッセイ漫画。

少年画報社の時代劇漫画誌「斬鬼」で連載されていたものの、単行本化される前に同誌が廃刊。全2巻の同人誌としてのみ流通していた本作が、1・2巻を合本し、ついに単行本として刊行されます!

昭和20年代前半、源太郎の実家に紛れ込んできた祖父・松吉は、持ち物全てが豪華絢爛、振る舞いも気品が溢れ、只者ではない雰囲気。幼い源太郎はそんな松吉が大好きで、膝の上を指定席にしていた。

時が経ち、松吉没後に源太郎が父母から聞かされたのは驚愕の物語だった!! 
激動の日本の時代のうねりに密接していた人物、松吉とは…!?」

2003-4年、時代劇漫画誌『斬鬼』(少年画報社)連載六回分と、
同誌廃刊のため掲載されなかった三回分と、
2009年に描かれた番外編を収録していた全二巻の同人誌の、
合本・単行本化!

著者の母方の祖父、明治12(1879)年生まれの漆原松吉の生涯、
誕生〜
旧制中学卒業〜
近衛連隊入隊〜
明石元二郎(1864-1919 陸軍大将、台湾総督)との日露戦争中の極秘任務〜
憲兵隊長(甘粕正彦大尉との交友)〜
植民地朝鮮での警察署長(「江戸時代の町奉行とほとんど同じだ!!」p.69)まで、
とその後の断片が描かれています。

「以下は祖父の死後 父から
 父の死後 母からという
 また聞きのまた聞きであるから
 内容の信憑性については みなもとは一切責任を持たない」p.42

と、ありますけど本当だったりして。

「マユツバ マユツバ マユツバ」p.111
「酔っぱらいの戯言(たわごと)」p.42

法螺話かもしれないけれど、凄い話ですねぇ。

読書メーター みなもと太郎の本棚
http://bookmeter.com/u/32140/cat/14352
の登録冊数は61冊で、そのほとんどが『風雲児たち』です。?

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