2017年1月15日　アリとキリギリス（苫福）

放蕩息子

怠け者の弟がいなくなって清々したと思っていた兄が丸一日畑仕事をして疲れて帰ってくると家で楽しそうな宴会が始まっていた。
父にとっては兄の方が問題であった。生真面目なクリスチャンが陥りそうなこの兄のような心に問題がある。不機嫌は罪である。周りの者も暗くなる。人間が作られた理由は「神様を愛し、隣人を愛し、自分を愛するため」である。愛を持つことが必要。品行方正だけではだめ。「アリとキリギリス」の話を子供が聞くと「アリはキリギリスに食べ物をあげれば良いのに」と答える。勤勉は冷淡、傲慢につながる危険性があることを注意しなければならない。