mixiユーザー(id:258708)

2017年04月08日00:05

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つ…追考

こんなのが発売されているらしい。

「週刊鉄腕アトムを作ろう!」創刊号を開けてみた! 限定DVDやATOMの設計図ポスター付きで「830円」

http://atom2020.jp/

いや、買わないけど、多分。

最近は宣伝サイトにQ&Aが載ってて、ちゃんと書いてある。

2017年4月4日発売の創刊号から、2018年9月に発売予定の最終刊まで、全70号をご購入、組み立てていただくと完成します。

「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を全号購入すると、いくらになりますか?
創刊号830円、通常号1,843円、高価格号2,306〜9,250円の価格設定で、全70巻184,474円になります(いずれも税別)。

一寸考えれば解るが、この手のパンフレット付オマケ、“週刊××”の類はきちんとコンプリートしようとするととんでもない出費になるのである。

中身はなんだか、かつて話題になったAIBO(SONYが販売していたペットロボット)のヒト型みたいだ、と思ったら、そのAIBOを生産していたSONYのPC部門だったVAIOが関わっているらしい。

日付変わってしまったので昨日だが、4月7日は鉄腕アトムの誕生日(2003年の設定)。

鉄腕アトムを作ったのをお茶の水博士と思っている人が多いようだが、実は交通事故死した自分の息子トビオをモデルに天馬博士と言う人物が作ったのである。
誕生日の4月7日は本作の連載が始まった「少年」の発売日であった。

結局アトムはトビオの代わりにはなれず、天馬博士に捨てられ悲惨な運命に遭うが、お茶の水博士に引き取られて、お茶の水博士によって作られたアトムのお父さん・お母さん・妹(ウラン)、双子の兄弟(コバルト)と共に4人家族で暮らすようになる。

「アトム」は「原子」、「ウラン」も「コバルト」も核物質で、アトムの動力は10万馬力の原子力モーター(初期設定、後に核融合)とされ、これらは原子力の平和利用を願ったものと思われる。

鉄腕アトムが登場したのは1951年(連載開始は1952年4月)、1952年11月にアメリカが水爆実験に成功するよりも前のことである。手塚は恐らく当時最先端の技術動向を把握して50年後には核融合がコンパクトな場所で起こせるようになるかも知れないと考え、こういう設定を起こしたのだろう。

本作は、1951年(昭和26年)4月から、翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。

1980年(昭和55年)に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年(平成15年)に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。

物語の中ではアトム始めロボット達は苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムはお茶の水博士を世帯主として手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録され市役所の前でアニメキャラクターとしては初のアトムの特別住民票が配付された。

2003年3月1日に山手線高田馬場駅(手塚プロダクションの最寄り駅であり、設定上の科学省の所在地でもある)、2004年4月11日に武蔵野線新座駅(手塚プロダクションのスタジオの最寄り駅である)でアニメ版の主題歌『鉄腕アトム』が発車メロディになった。

我が敬愛する手塚治虫が夢見た理想のエネルギーを持つロボットの誕生日から既に14年を経過しているが…
人はまだそれを手に入れていない。
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