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2017年03月25日06:09

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デボラ・クロンビー『警視の挑戦(講談社文庫)』西田佳子訳 講談社 2017年2月刊

昨日読み終ったミステリ。
デボラ・クロンビー『警視の挑戦(講談社文庫)』西田佳子訳 講談社 2017年2月刊。

http://bookmeter.com/b/4062934558
https://www.amazon.co.jp/dp/4062934558
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062934558

「オリンピック出場を目指すボート選手の遺体が、テムズ川で発見された。被害者は、ロンドン警視庁の女性警部。容疑者が次々と浮上した。コーチ、前夫、ボート仲間、そして警察幹部。捜査を任されたキンケイド警視は、「新妻」ジェマの協力を得て、事件の核心に迫る。重厚かつ多層的なストーリー。英国の芳香漂う傑作。」

「1952年6月6日米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。現在は再び故郷・ダラス近郊で暮らす。代表作のダンカン・キンケイドとジェマ・ジェイムスのシリーズは、米英のほか、ドイツ・イタリア・ノルウェー・オランダ・トルコでも翻訳され、人気を呼んでいる。」

ウィキペディア
https://goo.gl/vceG4j
https://en.wikipedia.org/wiki/Deborah_Crombie

2011年に発表されたスコットランド・ヤードのダンカン・キンケイド警視とノティング・ヒル署のジェマ・ジェイムズ警部補シリーズ第14作 No Mark upon Her の待望の翻訳。

前作『警視の因縁』Necessary as Blood (2009) を読んだのは2015年7月でしたから一年半ぶりの新作620ページをゆっくりたっぷり四日間楽しみました。

米国では今年2017年に第17作 Garden of Lamentations が刊行済だけど、
第15作 The Sound of Broken Glass (2013) はいつ読めるのかなぁ。

作者は米国人ですが、舞台は英国ロンドンです。

前作巻末で結婚した二人の家族、ダンカンの息子キット(14歳)とジェマの息子トビー(6歳)に養女シャーロット(3歳)が加わりました。コッカースパニエルのジョーディとテスと黒猫シドも元気そうです。

本作巻末で、ダンカンは二ヶ月の育児休暇へ、育児休暇明けのジェマはランベス署の警部に昇進!

第15作 The Sound of Broken Glass (2013) の翻訳刊行が今から楽しみです。

「タヴィーはティーンエイジャーの頃から自分の意志でベジタリアンになった…

フムスも買ってきてくれた? ファラフェルは?

もちろんありますとも、マダム

タヴィーは渡された紙袋をのぞきこみ、においを嗅いだ。ほかほかのピタパンに、カリッと揚がったファラフェルが挟んである。フムスもおいしそうだ。色鮮やかなコリアンダーとチリのソースをかけて、レタスとキュウリとトマトを添えてある。ジューシーでぐちゃぐちゃしていて、最高のにおい。ベジタリアンにはベジタリアンの楽しみがある。」p.253

ググってみました。

https://goo.gl/n7I1LK
「フムス ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理。」

https://goo.gl/VBBZUX
「ファラフェル ヒヨコマメまたはソラマメから作ったコロッケのような中東の食べ物。」

読書メーター デボラ・クロンビーの本棚
http://bookmeter.com/u/32140/cat/9695
の登録冊数は14冊です。


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