mixiユーザー(id:2184757)

2017年03月12日11:38

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どこも一杯いっぱいか?

数日前の話だが、職員が派遣先の自治体から半年に1回帰庁して首長への報告会、「もういいんじゃねえか?」と会場を後にするときにポツリと外の幹部に区長は言ったとか・・・・

派遣する職員はそれなりに使える優秀な人材を送るわけで、誰でもいいというわけではない。毎年行政改革の一環として職員を削減してきた規模の小さい自治体では、ある意味現場の劣化と天秤にかけてこれ以上は難しいという判断も理解できる。

一方で被災地復興の現場に職員が継続して関わることは、やがて訪れるであろう「首都直下地震」を考えれば必要な先行投資であると思うのだが・・・・

今の行政組織は度重なる人員削減と業務拡大に加えて精神疾患を理由にする休職者数は右肩上がりで増加しており、現場の荒廃から組織の崩壊が懸念されているそうな。

残念なことにこうした現状を乗り切るためのリーダーである管理職受験希望者は年々激減しているのだという。

復興が道半ばなのは誰の目にも明らかだし、地味だけれど復興を支える重要な役割なので今後もぜひ継続してほしいね。

熊本の地震もだけれど、今後国内では次々と地震や火山噴火による被害が続くのだろう。そうなると被災地支援も今のレベルを確保するのも難しいだろう。

加えて原発政策も相変わらずで、どう考えても悲惨な未来しか思い浮かばないのは悲しいな。

6年経って、各地で被災者に対する差別やいじめが起こっているというニュースを耳にするにつけ、何だか日本人の本質的な暗部を感じる。嫌な話だけれど、何でもいじめの材料になり得るのだなと重く悲しい気持ちになる。

数年で消えてしまうような「絆」や「支援」では困るのだ。子供たちにはきちんとした教育を、忘れっぽい大人には耳にタコができるくらい誰もがずっと叫び続けないとダメなんだろうな。


■被災3県、職員310人不足 県外からの応援1割減響く
(朝日新聞デジタル - 03月11日 16:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4473008
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