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2017年03月07日16:01

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#1511 ラ・ラ・ランド🎬

今日は休み。
映画を観に行きました。
「ラ・ラ・ランド」

簡単に言うと「楽しくて切ない映画」ですね。

ラストはハッピーエンドではありません。
これが切ない。

テイストは古き良きアメリカ映画。
50年代ですかね。

冒頭からかっこいい。
ハイウエイの渋滞でいきなり歌って踊って。

タモリのミュージカル嫌いは有名ですが、理由はいきなり歌い出したり踊りだしたりする不自然さ。
そこを受け入れられないと無理でしょうね。

ぼくが初めて観たミュージカルは「ウエスト・サイド・ストーリー」
中学生でした。
空撮から、口笛が聞こえ、フィンガースナップがリズムを刻み出す。
喧嘩のシーンがいつの間にかダンスになって、あの有名な足を高く上げるシーンにつながって行くわけです。
見事でした。
のめり込んで観ましたね。

「ラ・ラ・ランド」の冒頭も、それに匹敵する見事さです。

ストーリーは恐ろしく古典です。
女優志願の娘と売れないジャズピアニストの物語。
娘ミア、エマ・ストーンには彼氏がいるんですが、男セブ、ライアン・ゴズリングと出会い恋に落ちます。
彼氏との食事の約束を忘れ、男と映画を観に行く約束をしてしまったミア。
食事の途中で、1番大切なのはセブだと気づき彼氏をほったらかして映画館に行くのですが、この時のミア、エマ・ストーンの顔が素晴らしいのなんのって。
心から嬉しそうな笑顔に、観客は惚れてしまうはず。

そこから恋と夢との葛藤があったり、恋の危機が来たりするわけですが、夢を諦めかけたミアを後押しするセブの愛が、ミアに成功をもたらします。

まあよくある話じゃないですか。

でも、結末はアンハッピーエンド。

詳しくは書きませんが、ぼくは気に入りません。
映画なんてハッピーエンドで良いんです。

夢物語なんですよ。

ロバート・アルトマンの傑作に「ザ・プレイヤーズ」という映画がありますが、これはハリウッドのハッピーエンドを皮肉ったものでした。

それはそれ。
映画はハッピーエンドに限る。

ぼくはそう思います。


でも、良い映画でした。
こうして、長々と語りたくなるということがその証拠です。

ビバ!シネマ映画


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