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2017年02月05日16:51

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1479 誇り高き7人

久しぶりに劇場で西部劇を観ました。
「マグニフィセント・セブン」
崇高な7人、誇り高き7人ということでしょうか。

「七人の侍」「荒野の七人」のオマージュです。
確か「荒野の七人」も同じタイトルだったような。

よくもまあこれだけ殺せるもんだという程殺します。
その迫力は見事。

「七人の侍」の、例えば志村喬が「荒野の七人」ではユル・ブリンナーであり、今回はデンゼル・ワシントンだというのは誰が見ても分かりますが、あとは線で結ぶのは難しいですね。
宮口精二がジェームス・コバーンになり、イ・ビョンホンになったというのは分かりますが。

「七人の侍」ファンとしては、そういう楽しみ方もあるんですが。

どちらかというと「荒野の七人」寄りですね。
まあタイトルからしてもそうですが。
ロバート・ボーンが演じた影のあるガンマンは明らかにイーサン・ホークでした。

7人の人種構成が今風です。
なんせ主人公が黒人ですから。
メキシコ人も東洋人もインディアン もいます。
トランプも真っ青ですね。

東洋人がイ・ビョンホンというのが理解できません。
ナイフの達人という役所で、彼なりに好演しているのですが、黒澤へのオマージュなら日本人を使うべきでしょう。
真田広之でも浅野忠信でも良いじゃないですか。

「荒野の七人」ファンには感涙モノのエンディングです。
何しろあの懐かしい音楽が・・・。

批評めいたことを書くと、7人の動機づけが弱いということでしょうか。
他人のために自らの命を賭ける。
並大抵の動機ではねえ・・・


紅一点のヘイリー・ベネットが良いです。
銃を持ってからが良いです。

マグニフィセント・エイトです。

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