極寒の地から帰ってきました。
昨年、突然の寒波で暴発した水道の修理は用意した部品が違っていたり、分解に専用の工具が必要だったりと思うように作業が進まなかった。そんなわけでイライラしながらの2日間だったけど、何とか完了。
これで何とか厳冬期も普通に生活できそうだ。
水が出せずトイレが使えないので仕方なく2日とも佐久市のビジネスホテルに宿泊したけれど、いや、暖かいというのがこれほど有り難いことか思い知った。
ホテルの室内は常時23℃。冷え切った体を回復するには十分すぎる環境とキンキンに冷えたビールに癒された。
テレビでボーッと気象情報を見ていたら、当日長野県内でも軽井沢はダントツに気温が低く、-8℃。
家のでっかいストーブでLDKだけは何とか温めることはできても、家全体は無理。
30分作業しては部屋に戻り暖を取って、また作業をすることの繰り返し。何とか完成した。
中古の建物は次々と問題が起きる。分かってはいたがどれもこれもが初めての体験。対応についてはネットで調べたり、地元の業者にアドバイスをもらったりして切り抜けてきた。
「プロに任せればいいのに」という声もあるが、正直に思いを伝えると、職人さんも面白がってくれて相談に乘ってくれる。
「どうにもなんなくなったら、そこで降参すればいいよ。仕事の合間で良ければやってやるから」
素人でもできる部分とプロでないと無理な部分を丁寧に教えてくれた。
今後も床の張替えと断熱材の追加。内装のやり直しなどゴールは遠いけど粘り強くやっていくつもり。
自分の手をかけることでそれだけ家のことを知ることができ、知識は骨となり経験は肉となる。
季節の移ろいを生身で感じてこれからも楽しんでいこうと思う。
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