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2016年12月20日05:36

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みなもと太郎『風雲児たち ワイド版 2 (SPコミックス)』 リイド社 2002年4月刊

2010年12月に読んだマンガ。
みなもと太郎『風雲児たち ワイド版 2 (SPコミックス)』 リイド社 2002年4月刊。2010年12月30日読了。

http://bookmeter.com/cmt/9043390
http://bookmeter.com/b/4845801663
https://www.amazon.co.jp/dp/4845801663

「歴史大河ギャグ漫画、復活第2巻!! 関ヶ原の戦いは東軍・徳川家康の大勝利に終わったが、その後の日本国内では…」

ウィキペディア みなもと太郎
https://goo.gl/Hx4n1M

ウィキペディア 『風雲児たち』
https://goo.gl/s3HA9l
「[潮出版社『月刊少年ワールド』]編集部からの依頼は、幕末の群像を五稜郭陥落まで単行本10巻程度でまとめてほしいというものであったが、幕末の状況はそもそも江戸幕府の成立に根があるとの作者みなもとの判断により、関ヶ原の戦いより執筆を開始」

1979年に連載が開始された歴史大河ギャグ漫画、再編集版コミックスの二冊目。

この巻では、関ヶ原の合戦後の長州・薩摩・土佐の様子や、徳川家康・秀忠による豊臣家対策が描かれます。

ギャグ漫画ですが、細かく描き込んでいるコマが多く、一冊読み終わるのに一時間以上かかり、たっぷり楽しめるマンガです。

「長州藩主毛利家には――
関ヶ原の後 奇怪な儀式が伝えられている
すなわち 毎年 正月一日の夜明けまえ萩城大奥において――
新年のあいさつが 交わされたのち このような会話が続くのである 

「徳川家征伐の準備いよいよ整いましてございまする」
「いざや出陣のご命令をおだしくださいますよう――」と
毎年おなじ問いかけをする
しばらくの沈黙ののち――
ゆっくりとこれも毎年おなじ回答を与える
今年はまだ その時期にあらず……
隠忍自重し時を待ち武道にはげむよう――
はは――
と、これで儀式は終了する 

いつの日か徳川を倒さずにはおかぬというこの怨念の決意をこめた新年の儀式は 以後三百年にわたって続けられてゆくのだ」
p.206 第七章 静…そして秀忠

読書メーター みなもと太郎の本棚
http://bookmeter.com/u/32140/cat/14352
の登録冊数は60冊で、そのほとんどが『風雲児たち』です。
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