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2016年11月27日05:08

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サラ・パレツキー 『ガーディアン・エンジェル (Hayakawa Novels)』 山本やよい訳 早川書房 1992年9月刊

2008年10月に読んだミステリ。
サラ・パレツキー 『ガーディアン・エンジェル (Hayakawa Novels)』 山本やよい訳 表紙カバー 江口寿史。早川書房 1992年9月刊。2008年10月6読了。

http://bookmeter.com/cmt/3213376
http://bookmeter.com/b/415207759X
https://www.amazon.co.jp/dp/415207759X

ハヤカワミステリ文庫 1996年4月刊。解説 小宮悦子。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150753601

「崖っぷちを飛びこえる力がほしいと、何度願ったか知れない。始まりは、酔っ払いの老人が行方不明となったことだった。それと前後して、いろいろなことが立て続けに起こった。近所の愛犬家の孤独な老婦人が怪我で入院し、その間に残った犬たちがすべて処分されたこと。弁護士である別れた夫との再会。失踪した老人の昔の職場であるエンジン工場にまつわる不正疑惑。やがて老人は、シカゴ南部の運河で水死体となって見つかり、そうした出来事がすべて一つの方向に収斂していく。しかし、わたしを憂鬱にさせたのはそればかりではなかった。尾行をまくため車を交換してもらった親友の医者ロティが暴漢に襲われ、重傷を負った。それがきっかけとなり、女同士の友情の絆にほころびが生じはじめたのだ。なけなしの年金で暮らす老人たち。彼らを食い物にしようとする企業の犯罪的行為。隣人や親友に見放され、孤独の中で闘う39歳となったシカゴの女探偵。V・Iシリーズの魅力のすべてをぶち込んだ全米ベストセラーの最新作。」

「これ以上、厄介事を増やすつもりはなかった。が、日頃世話になっている隣人の頼みは断われず、わたしは、行方不明になった隣人の旧友捜しを引き受けた。憂鬱な事件は他にもあった。近所の愛犬家の老婦人が入院し、その間に彼女の犬が勝手に処分されたのだ。失踪事件に端を発したエンジン工場の不正疑惑、老人を食い物にする企業の卑劣な行為…親友とも決裂し、孤独のなかで女探偵V・Iが傷だらけの闘いに挑む第七作。」

Sara Paretsky
http://www.saraparetsky.com/

ウィキペディア https://goo.gl/JWkj9v
https://en.wikipedia.org/wiki/Sara_Paretsky

中西理の下北沢通信(旧・大阪日記) 2006-06-08
サラ・パレツキー「ガーディアン・エンジェル」
http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20060608/p2

Sara Paretsky (1947.6.8 - )
Guardian Angel (1992)

1992年に米国で発表された、シカゴの女性私立探偵 V.I.ウォーショースキー・シリーズ第7作。

第6作まではハヤカワ・ミステリ文庫でしたが、本書からはハードカバーで刊行されるようになりました。装丁は、従来の文庫のカバーと同じく、江口寿史です。

これまでの6冊同様、読んでいる間、うつ病な現実を忘れさせてくれます。

1982年に発表された第1作『サマータイム・ブルース』 Indemnity Only (1982) では32歳だった主人公のヴィクは、本書では39歳になってます。

私は、気に入っているミステリを読み終わると、印象的な食べ物・飲み物のシーン等を書き写すのが習慣なんですけど、この作品についてはメモが残っていません。何故書かなかったんだろう? ヴィクが食べたり飲んだりしないはずはないんですが。

読書メーター サラ・パレツキーの本棚
http://bookmeter.com/u/32140/cat/9673
の登録冊数は20冊です。
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