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2016年11月10日17:52

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木下保先生墓参の記

本当は木下先生の祥月命日は明日11月11日なのですが、天気予報ではあいにく
雨模様ですので、一日前倒しで本日お参りさせていただきました
昨年はお誘いを受けて有志一同(3名)で行きましたが、今年はお誘いもなく、しかし
こういうことは誘われないから行かないというものでもありませんので、単独行と
なりました

前回は白百合の花をお供えしたところ、同行したATさんが「ユリは匂いがきついん
ですよね」とのキツいお言葉でしたので、今年は白い花でそれほど香りの強くない
のを選びました(ストックとカスミソウ、デンファレとトルコキキョウを組み合わせて)

東京霊園のウェブサイトで仕入れた園内図のPDFファイルをスマホに仕込み、去年
の記憶を頼りに先生のご墓所を目指しましたが、目印となる桜の木が見当たらない
(勝手にF区画だろうと見当をつけたのが間違い)

ギヴアップして管理事務所まで戻り、詳しい図面をいただき再挑戦
E区画-06列-060号でした(思ったよりもっと奥だったのですね)
すこしの事にも、先達はあらまほしきことなり

無事発見して、墓前に花を手向け手を合わせ、一介の学徒にも真摯な教えを与えて
下さったことに感謝をいたしました

帰り道は、これまたスマホに仕込んだ木下先生の歌唱で、團伊久磨さんの「わがうた」
より「追悼歌」を流しました(イヤホーンではなく)
生前の先生の凛とした、雄渾な歌声が、冷たいけれど張りつめた霊園の空気の中に
響き渡り、曇り空ではありましたが、薄らいだあたりから一筋の光がこぼれました

   雲のうへ 魂は果てなく昇つた
   陽はそののちも 限りない美しさであつた

来年は迷わないように、道中の目印をカメラに収め、園内図に貼りつけておきました

高尾まで来たので、遅めの昼食は駅北口の蕎麦屋「玉川亭」で《てんぷらとろろそば》を
いただきました(高尾山観光客が押しかけるらしく、その迷惑行為への警告文が面白い)
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