mixiユーザー(id:9051319)

2016年10月16日22:58

963 view

ヒビノキ490(10月8日〜10月15日までの1週間/週後半)

10月9日〜10月15日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2016/10/13/Thursday
 ぜんぶやっつけた。今期の新番の感想は今日で終了。
 結局、男性向け/女性向け、1話は全部視聴した。たのしかった。
 今期で1番「よかった」と思う作品は『ユーリ!!! on ICE』。
 感想をやらなかったのを後悔してます。感想をやった作品で一番よかったのは、
 『終末のイゼッタ』(オリジナルアニメですしね)。
 ともあれ、テレビアニメを視聴している時点で、全部一緒。
 「いい歳して“どうたら”〜」だしなあ。「一般」から見たら、硬派も軟派も、
 中二も、高二も、萌えも(燃えも)、レズもホモも関係ないわけです。おんなじ。
 いってみれば「恥」で、オレは、その「恥」を自覚するヒトが懐が深いと思うし、
 特定の価値のバイアスに、「見栄」をつけて、斜めに構えるヒトは、
 みずからを狭量へ落し込むヒトで「関心」はできないな。

『フリップフラッパーズ』 第2話 「ピュアコンバーター」
http://flipflappers.com/
すっごく硬そうです//////////(歯はたてないで)。
ココナが拘束されて終わった前回と、なんとなくつながらない今回。
目覚めた彼女はパピカとの出会いが「夢」と思い込む。
だが登校の途中、パピカは車窓の外に例のサーフボードへ乗り飛行していて……。
“ピュアイリュージョン”で回収した“欠片”を複数収集したあと願いが叶う。
物語の道標は「それだけ」。Dr.ソルトは“欠片”を収集している。
まあ、いまのところ「それ」がわかっていればOKかと。
今回の“ピュアイリュージョン”はケモナー歓喜の世界。
兎耳、尻尾、伸びる歯。硬いものをカジカジしたい。たまらない。ねらいすぎ。
ココナとパピカの向う“ピュアイリュージョン”の「指向」に法則性があるのか?
だれかの心理状態が影響するのか?
それとも侵入した「対象」の性質が関係するのか? おそらく法則性はないな。
けど、今回の場合、エクスキュルが迷子に → エクスキュルは動物 → ケモナー?
ココナとパピカの変身した格好がうさぎライクで、
エクスキュルもうさぎライク。穴に飛び込み不思議な世界。
ですから「不思議の国のアリス」がモチーフなのかも?
“ピュアイリュージョン”ではイケメン人型獣人へと変身したエクスキュルは、
レギュラーキャラクターなの?

『舟を編む』
http://www.funewoamu.com/
原作は三浦しをんの一般小説。実写映画とも評判を得た本作が今度はテレビアニメに。
玄武書房の社員、馬締は営業担当。茫洋たる性格の彼は営業には不向きな人物。
だが、その馬締の話を同僚の西岡から聞いた、
辞書編集一筋、ベテラン荒木は、馬締の特異な能力を見い出す。
こうして馬淵は辞書編纂部(室)にスカウトされ……。
原作は、いわゆる仕事小説の先達で、有体にいうとミリオンを突破。
仕事作品の可能性を可視化したファウンダー。同時に実写映画もよくできていて、
ある意味では原作と映像が相乗効果を生む幸福な作品。
初回は馬締の営業場面を目撃した、
西岡が、辞書オタク(言葉オタク)の馬締にとまどう。
その話を聞く荒木が、馬淵をスカウトするまで。
辞書編集は非常に特殊な世界で、たとえば、
格好の似た「ロールケーキ」と「スイスロール」はことなるもの。
クリームの厚さや薄さをしめし、項目を変化させなければならない。
その言葉の定義と押収、同時に展開する馬締の恋が作品のキモ。
そういう「文物」の比較表現は、実写よりテレビアニメの方が、
「はったり」が利く見せ方ができるはず。ともあれ、個人の感想としては、
この作品を視聴するなら、まず原作を読むのをオススメするけど。

■2016/10/14/Friday
 会議の議題の最後にあがったのが、
 今年、各社にくばる、会社カレンダーの形状と方式と発注個数の話――。
 もう、そろそろ、そういう時期なんだな。1年が早い。

『ドリフターズ』 第2話 「踵 鳴る」
http://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/drifters/
丸ぱくりされて負けた方(ハンニバル)と、
丸ぱくりして勝った方(スキピオ)が罵り合う展開でスタート。
そうして……島津こわい。島津こわい。「妖怪くびおいてけ」がこわい。
前回、関ケ原から異世界へと迷い込み、信長と与一と邂逅した豊久。
その豊久を救うエルフの村を「漂流物を助けて救った」と領主の騎士アラムが、
粛清する。豊久はエルフの恩義へと応えるため助太刀へとあらわれて……。
ODAの映像はここまで。来週から本当の意味で、
テレビアニメの「デキ」が判断されるといってもいいかも。
アラムはエルフを虐殺する悪人ですけど、さて、畑を焼き愉悦に笑う信長。
後方の兵を暗夜で撃ち、全滅をさせる与一。
おおよそ正義の味方とは無縁な野蛮な戦い方を行う豊久は、
善人だろうか? わかんねえな。
豊久の剣術は薩摩(島津)剣術の折衷ですから、まあ、流派をいってもしょうがない。
ただ、甲冑組討で相手をとらえ、ボッコンボッコン鞘で殴る恰好は、
剣術ではなく「殺しの技」。おおよそ洗練されていない。
その野蛮な豊久ゆえ、感情は直線的で単純的。「因果応報をすべし」。
この作品はストレンジャーが、価値観の変化を生み出す伝統的な筋書ですから、
エルフの心に、外の世界の野蛮な血が一滴したたった。

■2016/10/15/Saturday
 『高慢と偏見とゾンビ』――。

 レンタルかオンデマンドで充分。
 ジェーン・オースティンの有名小説にゾンビを加味した本作。
 たしかに原作を尊敬している内容だし、そこからは、はずれない。
 ただ、肝心のゾンビと戦う活劇はダメ。撮り方が凡百だな。のぺっとしてます。
 この内容なら、もっと中二っぽく割り切る映像のほうがいいと思うなあ。

『ブブキ・ブランキ 星の巨人』 第3話 「右手の傷」
http://bbkbrnk.com/
過去の真実――。
薫子たちアジア・チームと、王舞をめぐり戦闘に突入した5人。
だが、完全にブブキの信頼を得て戦う5人は、アジア・チームを一蹴。
その戦い方に「手足は心臓のいいなりではない」と、アジア・チームは、
それぞれ自覚し退却する。アズマは同様に退却した薫子の行方を追う。
だが黄金と一緒に一行からはぐれてしまって……。
その2人のまえに的場井が現れ、
的場井はギーに幽閉をされる、礼央子の救出を依頼する。
同時に的場井は黄金の父親の死の真実を語る……。
黄金の父親を殺害したのは的場井ではなく、的場井の配下のブブキ警察。
なんというか、ありきたりだなあ。というか、より以前に、
素直に本人(黄金)へ真実を告白したらばよかったのに。
まあ、それはおいておいて、的場井の目的は礼央子の救出。
……で、どうやら炎帝は礼央子以外でも操作可能な模様。
薫子が炎帝を得て、王舞争奪は一旦終了。ギーは、おそらくラスボスだろうし、
炎帝を薫子に貸し出すのは理由がありそう。
そのギーのもとで、絶美は働き協力しているけど、
まあ、あくまでフリ。ピンチのときに四天王が復活するパターンだろうね。

『終末のイゼッタ』 第3話 「天翔ける剣」
http://izetta.jp/
戦争の英雄で象徴「バイスエクセ」誕生。いや、ある意味では悲しき選択――。
ゲルマニアがエインシュタットに侵攻し、
もはや市街地への防衛線はケネンベルクのみ。
だが、相手は16機からなる戦車中隊。必死の抵抗むなしく兵士は撤退する。
市民が避難する時間だけをかせぐ、悲壮な戦闘のなかで、
自身のふがいなさを実感するフィーネ。そのフィーネに「国を守る」と、
イゼッタは志願し、なおかつ独断で行動をはじめ……。
大量の器物を自由に操る……って、たとえばライトノベルとかだと地味な能力。
だけれど、能力者 vs 能力者でないならば、これほど強力な能力もないよな。
なにしろ戦争。そこらじゅう武器だらけで、
なんでもできてしまう。いままで地味な作風であった展開は一変。
大量のランスを飛行させ戦闘機を落し、
大量の剣で自身を防御し、戦車を引っ繰り返すイゼッタ。
作画もこっているし、一気に雰囲気と空気感が変りましたね。
とはいえ、本来、彼女は人生に戦いを望んだわけではない。
そのやるせなさはあるが――。年代と戦史は二次大戦がモデルだけど、
歩兵の主力軍曹は一次大戦のもので、
そのあたりはいろいろまざっている感覚。

『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』 第2話 「運命を変える力なんて無いから」
http://occultic-nine.com/
実優羽と亞里亞は「本物」――。
好奇心は猫を殺す。前回、さらなるアクセス収益のために、
橋上教授の研究室へ向い、
その教授が頭皮をはぎとられて、死亡している現場を目撃した悠太。
ひびりまくるなかで、悠太は携帯しているラジオが突然受信した、女の声の指示で、
教授の歯をペンチで引き抜く。その歯は「鍵」のよう恰好をしていて……。
いかにもエキセントリックな刑事、森塚 駿が、背後で捜査以外の調査をするよう、
そもそも、この事件は巨大な陰謀と事象の一部。だが、悠太をはじめ、
事件の当事者らは、その陰謀と事象に注意してない。
「世界を救う」「実験体(被検体)のモルモットが256人に存在する」
「そのモルモットのリスト(コード)を駿は探す」
「教授を殺害したのは亞里亞に付き従う存在ではない」、と、
伏線の「断片」をばらまいていく手法。
いかにも「科学アドベンチャーシリーズ」の亜流の1つ。
ただ、すくなくとも、その伏線によって視聴者をひきつけることには成功している。
教授を殺害した犯人、同時に最後、
実優羽へ友人(川畑千津)の不穏な写真をチャットした犯人。
正体は順当に想像するなら西園 梨々花だけれど、ミスリードの線もありそう。
1 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年10月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031