この作品も長丁場となり、とうとう第21巻となった。
とはいえ、最近は月刊誌に隔月掲載なので、コミックスが出るのは年１冊強といったところ。
前巻は４月で、アニメ５期決定の告知が帶についていた。
本巻はそれから半年後と短いスパンだが、アニメ５期開始の告知が帶についており、出版社はそこまで計算してスケジューリングしているのかもしれない。
さて、内容は、いつもどおり、主人公の夏目がいろいろな妖と出逢うのだが、そのなかで周囲の「人間」との関係性も自分自身も変化していく様子が描かれている。
今回は友人帳の出番もあった。
舞台が田舎で、時代設定もよくわからない点も、この作品の雰囲気とマッチしている。
本巻の柱コメントで、作者が熊本在住で先の地震で被災したことが綴られている。
それでも筆を中断しなかった強さに拍手を送りたい。
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