マンガ「３月のライオン　第１２巻」（著）羽海野チカ

第１１巻から1年ぶりの新刊。

その間に、アニメ化が決まって今月から放送開始だし、来年の春には実写映画も前後編で公開予定だし、この巻には西尾維新のコラボ小説が（特装版には）付いているしと、いろいろ大きなうねりが。

で、本編は、この間のどろどろ人間関係に前巻で決着がついたこともあり、将棋マンガに回帰していた。単行本的にもきりのいいところで終わっており、また（気長に）続刊を待つことにしよう。

ちなみに、コラボ小説「月物語」は、あんまり面白くなかった。委員長と桐山君が絡むはなしだというので期待したが、話中に老倉育が出てきて、話もパズルの謎解きが主題だったため、がっかりものだった。せっかく白泉社が気合い入れて講談社BOOKをパロったのに。