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2016年09月27日14:24

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すっかり遅れちゃった

続き続き。忘れる前に。


央華はずいぶんと長くやっているシリーズになってきました。
とりわけ合宿シリーズ以前から使わせてもらっているウチの子は
徳の量も40点を越える感じになっており
それは10シナリオ以上やっていることを意味するわけではありますが
最大技能レベルは8でちょっと頭打ちになりつつあり
単位参加回数に対する成長そのものの難しさに「あっこのゲーム時代に合わない(暴言)」などと思う部分も出たりでなかったりしますが


それでもレベル・年齢的には十分後輩ができているべきラインに来ているPCたち、
予てからヨッパライで有名であったPCの一人に有望な妹弟子が出来た関係で
ちょっとした事件が起きます。


(妹弟子の明らかなモデル)

酒飲みは二人にするとだめですね、
互いに勧め合って、加速度的に飲みが進む。
というわけで、
ある大規模な洞府のお酒がある日すべてこの二人に呑み尽され、
近くある、大仙のご出産の宴に持っていくべきだった大事な酒までからッけつになった酒蔵を見て、
いつもペースを崩さない師匠が、何百年ぶりかに亜然と魂が抜けたツラを見せてくれるところから始まります。


大至急で新作の酒を造るための仙水を採ってこいとたたき出されるPCたち。
まあ、珍しいものを見れたからまあいいわ!


大昔に西王母が泉に仙桃の皮をこぼしたことがあるという二子の山に赴いたところ、
不自然にとどまり続ける黒雲が山を覆い、
入るだけで即死レベルのダメージがありうる(護鬼を装備してなければ実際ヨッパライPCが死んでた)嵐が吹き荒れている。

ふもとからはとある仙人が厭魅の術を用いて作った石兵たちを軍隊じみて整列させ、
この嵐の山に侵攻をかけるということを繰り返している。


何をしているかと思えば、山のてっぺんに邪仙が住み着いて、仙泉を荒らしつくし、下流に被害を出そうとしているから何とかしようとしてるとか。


物理現象の影響を受けない「使鬼」を使えるヨッパライPCさんが、山頂の様子を見に行かせたところ、
そちらでは琵琶をかき鳴らす仙人がおり、
曰くもう一月もこうして琵琶を弾いてこの嵐を起こしており(……五弦琵琶!封神演技に登場するレベルのヤツです)
麓からこの聖なる仙泉を奪おうと進行してくる邪仙を撃退し続けているのだとか。

前者、名前をホウ・カゴ。
後者、名前をカ・ゴホウ。


あっこれ悟空孫とか空悟孫とかいうやつだ。

「実は同一人物」的なフラグが出てるんですが、
いかんせん本人たちにその自覚はなく、相手が邪仙と信じ切って戦闘行為をやめようとしません。


近くの、もと疫病患者隔離施設でお休みだった疫病神(天の使者として病をもって罪人に報いる人なので天の高官)様にお聞きしたところ
陰陽気のカンジから二人とも間違いなく正仙。どちらかが嘘をついているというわけでもなさそう。

この土地を守る仙人が何かの陰謀で二人に分けられて争わされているとかかな、と思ったところ
ヨッパライPCさんが「双子の山の精なんじゃないかなぁ〜」。あっそれだ!
何かの理由でこの二つの山それぞれの精が具象化されて宝貝を持たされ、わけもわからず戦わされている、というのは大きそうです。


さて、疫病神様がお休みするような施設がなぜあるのかということですが
この近くにもともと古くは村があり、その村が持っていた施設だということ。
虐鬼の仙道「呂岳」(演義登場の仙人!)が祭られていたこと。
「古くは」というのは、既に滅んでいて、
その発端が、近くにある南海竜宮においでの竜族と村の巫女が通じ、しきたりを破った彼女を迫害した村は今度は竜の怒りを買って……という事らしく。


双子の山の、泉がないほうを探索すると、
こちらには「地仙」という正仙とも邪仙とも違う仙道が修行しており、
この土地のことを上記の伝説も含めいろいろ教えてくれます。
もとよりゴ・カホウという仙人がそばに住んでおり、
あまり自分とは仲が良くないけど、一応このあたりの山を守っていること。
そもそもこの山は、片方に青雲剣、片方に五弦琵琶を封印した山であること(琵琶に続いて、青雲剣も演義レベルの宝貝です)。

かの仙人は、地仙いわく権威主義だというので(しきたりに聡いということかもしれませんが)、
偉い相手の一声があれば戦闘だろうがすぐにやめるだろうとのアドバイスをいただき、
近くに竜宮があるのだから、少し前に竜族とは縁があるし、ひと声がいただければいいと伺うことになります。
なんでもそちらに、秘伝の書物の詳細を聞きに、前回のシナリオで我々と縁を持った武術家が向かってるそうで、
そのあたりでも聞けるお話がありそう。


さて、
竜宮でまず試されたのは女性陣の魅力判定。
さすがだな竜族……。

ここで20をただきたせたのは
初期魅力11からのうちの風水さん……
に加えて、
初期魅力8から6ゾロで20に並んだ後輩ヨッパライNPC。
すげえなさすがポーラだ。
最近竜族にモテる流れが続いています。


南海竜宮にご在宅であった、何と南海紅竜王さま直々のご寵愛をいただき(私以前に”先代東海青龍王さま”に目をかけていただいたのでちょっと遠慮がちでしたが)、
山を荒らす仙人へのお叱りの書状を快くいただけ、
また、何でも竜王のご子息がその山に向かったまま行方不明だという話を聞いて協力を申し出るかたちに。


再び陸に戻り、
山に向かって、後輩ちゃんに竜王の令書を読んでもらうと
大きな雷とともに山の嵐と石兵の戦争は影も形もなくなり、
あとには二人の仙人が着ていた仙衣が残るばかり。

えっそこまでしなくても…
というわけではなく、
(まあ衣が残っているあたり)ナニモノカに与えられていた仙人の仮の姿が破られた、ということなのでしょう。
とにかく入ることも困難だった仙泉のある頂上へ赴きます。



そこには鏡のように澄んだ泉があり、
仙桃の皮の成分を含んだちょっぴりお酒の香りのする水にヨッパライ二人が近寄っていくと、
そこを覗き込んだとたんに

GM「じゃあ仙術抵抗判定して」

PCはともかくまだちょっとレベルの低い後輩仙人はどうしようもなく仙術に引っかかり、
「この山を荒らす不届き物は、追い返しますよぉ〜」と座った目で我々に刃を向けようとしたその刹那、
ヨッパライ先輩の間髪入れず「ボコします!」の一言に
事なきを得ました。
可愛がり怖い……。


しかる後、
泉から正体を現した「水鏡の地仙」が、
事のあらましを我々に説きます。
この地の宝貝の封印を解き、その力を使って山を荒らして、
また竜王の子をさらい、
武力・陽動・交渉の末に南海竜宮に伝わる秘伝の書物を手に入れようとしていたこと。
そこに書いてあることは、
地仙の大将である、「申公豹」の封印を解く手立てであると……


し、申公豹!
これはビッグネームです。
封神演義時代、「最強」と呼ばれながらその力をまともに振るう機会のなかった伝説が
下手をするとこの太平の世(?)によみがえって
大混乱を引き起こしかねないということになると、
これはたいそうな陰謀です。


なんぼ殴っても、防御に成功される限り反射攻撃をしてくるばかりか
泉の水を消費すればHPが徐々に回復していく(我々が持って帰るべき水を…!)、
という特殊能力を持ちながら、
加えて持つ特殊仙術「強化仙術や変化仙術の類を消去し正体を暴く」という対全体仙術を持ち、
危険さを感じるものの、
早い段階の裏成功反動で彼はせき込んで仙術をしばらく使えなくなり、
泉の水を用いた回復も五行相克の術を用いて一時封じることができ、
なんかもうあとはゴリ押しで行っちゃおうぜという感じになったんですが、


これが硬い硬い!
彼が本調子だったらとてもじゃないけど叶う相手じゃないというか
周りにたくさん知り合いいたし、
本来ならどのくらい味方を募って挑むかというレベルだったんですが
接戦の末、なんとか師匠の助けを借りずに討伐に成功。
泉の奥に眠らされていた「カ・ゴホウ」と竜王の息子(女性に抱き着いてくる)を救出します。


いやはや
もとは酒飲みの騒動が、
えらいネームの方々が登場する大冒険になってしまいました。
ちょっと前に十天君の復活の危機を阻止したり、
8レベルともなると、大きな事件に巻き込まれていく流れがありますね。
……8レベルっつってどのくらいなんだろう。
演義レベルの連中って普通に10どころか20レベルとかありそうな連中もいるだろうし…
ま、まだまだ首を突っ込むには早いんじゃないかしら大丈夫かしら。


紅竜王さまに(気に入られた女性キャラみんな)その力の宿ったウロコをもらってしまった。
あ、あんまり八方美人してるとあとでしっぺ返し来ないかしら大丈夫かしら。



ネタメモ

・GM「師匠がハニワのような顔で出て来るよ」みんな「!?なにそれ!?みたことない!」
・GM「女性陣は魅力判定して」ショタPC「僕だってかわいいはずですけどね」GM「えっそういう対象として見られたいの」
・ショタ「虎に返信して鏡仙人に攻撃します!変身仙術は…ああ、このママじゃ失敗する!裏成功します!」GM「では反動がきます。結果は?」ショタ「……うわあああこの術はかけた本人にも解けなくなる!!」みんな「一生虎か…強い自分が手に入ったな」ショタ「ヤですよなに言ってんですかくそおおぶっ○すぅぅぅ」
・ボス「よし、仙術使用不可時間過ぎた!これからは仙術使えるぞ!……お前には使いたくなかったが全体仙術だからしょうがないな」ショタ「ああトラ変身が解ける!いや解いてください!」
・紅竜王「今回のことはなんて礼を言ったらいいか!ねえ、後宮に入らないか!礼というのじゃないが、一生不自由のない生活をあげるよ!」女仙たち「それは今後、仙道の修業を積まずに普通の女として暮らすってことですよね…もう少し寿命伸ばしたいしなあ…」ヨッパライ後輩「……通いでもぉ〜いいですかぁ〜?」みんな「さすがの羅馬人だなあ…」

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