本屋さんで書物を購入する前に後書きを読んでしまう方にはある共通点があります。普通は最初から読むのでしょうが、いろいろな方がいます。帯の付いている推薦文やあらすじの内容を先に読んで購入するかどうか判断する人もいます。では、本を購入する前に巻末の後書きを読んでしまう方はどのくらいいるのであろうか。
全国の20歳から60歳代の男女1,400人に対して調査を実施したところの結果ですが、まずは性別による調査結果では男女とも1割にとどまり、やや女性の方が多いです。だが、ほとんどの方は「あとがき」から読んでしまう方はいないようです。次に、スマートフォンに課金をする方としない方で、同じ方に調査をしたところ。
スマートフォンで課金をする方のほうが圧倒的に多いのは、本のあとがきを先に読んでしまう方でした。無料ゲームだけでは飽き足らず、お金も惜しまない。我慢もしない。そういう方であるがゆえに、本を購入する前にも我慢できずに後書きを読んでしまうようです。
では、コミックマーケットに参加した経験のある方とない方だと、調査はどういった結果になるのか。想像したとおりです。コミックマーケットに参加した経験がある方の多くは、本を購入する前に後書きを読んでしまう方でした。コミックマーケットは作者本人と触れ合える場所です。
コミックマーケットのお客さんは作品同様、作者という存在にも関心があります。内容に入る前に後書きに目を通し、作者と接するのは、この方たちにとっては普通なのかも知れません。さらに興味深い事は共通点にはジャンクフードを常用している事です。スナック菓子類やファーストフード、即席麺や大量に生産され、添加物の多い食品のことです。
栄養価が乏しく、添加物の多い食品なので、とても体に悪いです。ジャンクフードをとり続けている人は疲労感を生み、疲れやすい体になり、無気力になります。最近の凶悪犯罪は、食生活が起因しているのだと思います。自己中心的な言動に凶暴性が加わり、その責任を自分以外に向けることによって残忍な事件を引き起こしているのです。
犯罪と食事との関係ですが、食事が、どうも犯罪と関係があるのではないかと考えられるのは、警察の取調べに食事のことを聞く刑事が多いということです。殺人犯担当のある刑事に聞いた話ですが、容疑者の取調べのとき必ず容疑者から食事のことを聞くそうです。
犯罪が起きた時から遡って3回くらいの食事の状態を詳しく聞くと、食事をよく抜いたり、カップ麺や菓子パン、ラーメンやジャンクフードなどの食事で簡単にすませていることが多い場合は、犯罪者である可能性がかなり強いということになります。
これに対して、まわりの状況から犯罪者のようにみえても、食事の状態が大変良い時は、多くの場合その人は犯罪者でないことのほうが多いという。味覚生理学を研究している河村洋二郎氏はインスタント食品の普及し過ぎは、犯罪者を増加させるといっています。
これは、常に同じ味のものを食べることにより、味覚が不満足の状態となり、これが犯罪に結びつくのであるという。確かに、過激な行動をし、傷害や殺人をして捕まった人たちの食生活は非常に単純である。単純過ぎると言ってもよいくらいである。
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