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2016年09月12日04:15

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49年振りの北野病院

僕は小学校2年生の頃
毎朝起きると頭が痛くて
脳腫瘍の疑いで
阪大医学部附属病院に検査入院したことがある。
(1967年9月18日〜1967年10月3日)

フォト

   (建設中の旧大阪大学医学部附属病院。出典
    この出典によると
    映画「白い巨塔」(1966年)のモデルは
    大阪大学医学部附属病院のようで
    丁度僕が入院していた頃の阪大医学部附属病院だ。
    どうりで「モルモットにされた」という印象を
    子供ながらに感じていたわけだ。)

けれども
アンギオ検査(血管造影法)に耐えられず
左脳を検査しただけで
父に泣いて頼んで
父の英断で
(なぜなら
 阪大の方針に従わずに退院することは
 検査結果を総(すべ)て捨てることになるからで 
 それまでに掛かった費用が
 全部無駄になることを意味したから。)

北野病院へ転院したのだった。
北野病院は後から知ったのだが
 京大医学部系の病院。)

フォト

その判断は正解で
結局苦しい検査はされずに
そのまま経過を観察しながら
1年半後には
(1969年2月3日が北野病院への最後の通院)
通院しなくて良くなった。

けれども
2006年11月9日の脳挫傷以来
てんかん(といっても単純部分発作)のような
それも自律神経発作のような頭痛が出るので
てんかんの専門医に診てもらう為に
49年ぶりに
北野病院で受診した。

フォト

脳波の生理検査の結果は
前頭葉左側に
てんかんが疑われる再現性のある棘波が認められるが
(この部位は脳挫傷を被った場所と一致している
 ように思われる)
片頭痛の特効薬の方が
ハッキリ効果が出るでしょう
ということで
トリプタン製剤が処方された。

フォト

フォト

ただ
てんかんの専門医の先生から聞いた
片頭痛の生理は
「頭痛は脳が痛んでいるのではないのです。
 なぜなら、脳には痛覚が無いからです。
 そうではなく、神経が痛みを感じているのです。
 つまり
 脳の発作や異常活動に依って
 脳のエネルギーが使い尽されると
 血管を開いて血液を送り込んで
 エネルギーを補給しようとするが
 その時に血管に纏わりついている
 三叉神経が痛覚を持っていて痛みを感じる。
 あるいは
 血管が開くと炎症が起きて痛みを発生させる。」
これが
頭痛の生理(メカニズム)だと
教えてくれた。
(メカニズムという言い方は好きではない。
 なぜなら脳や人体は機械じゃないから。
 正しくは「フィシオロジー(生理)」だから。)

それで
「脳の血管が開くと痛みが発生するので
 脳の血管を開かないように収縮する薬理と
 脳の血管の炎症を防ぐ薬理のある薬物」
として
2000年より日本でも認可された
(米国では1991年より使われていた。もちろん
 「処方箋医薬品」として。つまり医師の診断書が無いと
 出せない薬物。)
トリプタン製剤が処方された。

フォト

フォト

けれども自分は
「脳のエネルギーが枯渇したことを感知した脳が
 脳のエネルギーを補充しようと意志しているのだから
 その意志を妨げてはならない」
と判断する。

なので
痛みを発生させてまで
緊急にエネルギーを補充する必要があるような
窮地に陥らないように
普段より
脳のエネルギーであるセロトニンを充実出来るように
セロトニンの前駆体であるトリプトファンを
適量摂取することに気をつけたい
と思い
トリプトファン含有量が多いとされる
バナナやプロセスチーズや牛乳を買ってきて
飲んでおいた。

フォト

つまり
発作が起きないような
脳環境を保持することに注意することが
感じだと気付いたのだ。

自分はこれまで
自分自身の脳や身体の環境を
汚染し続けていたのだ。

それは自分の責任だ。

子供のころならいざ知らず
いい歳こいて
自分自身の体内環境を汚染しているようでは
発作も起きるさ。

自業自得だった。

あとは
社会不適応の問題だが
これについては
また改めて主題を変えて日記を書こう。
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