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2016年09月02日22:18

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矢野顕子 デビュー40周年記念コンサート@新宿文化センター

ふたりでジャンボリーと題されたそのふたり目は、コピーライターにして作詞家の糸井重里氏
イトイさんとアッコちゃんのコンビは数々の名曲を生み出していますが、本日はその1101曲を
歌う(予定)とのサブタイトルで、もちろんこれは洒落でして、「1101」は「イトイ」と読むのですね
今回はアッコちゃんの定番の「ひとつだけ」は歌わず、イトイさん作詞の物ばかりをご披露

ゲストとして招かれたイトイさんは、歌うわけではなく、本日の(あるいは今回歌われなかった)
歌たちが生まれた裏話をアッコちゃんと共に語るという楽しい内容で、いつもの弾き語りだと
2時間弱のところを、休憩なしで2時間45分という長尺でした(だからスタートは18時半)

イトイさんは昨年の日記に書いたように↓ 兄貴的存在で、その発想力には敬服しております
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1940288215&owner_id=1506494
名コピーと言われる「おいしい生活」や「不思議、大好き」は、それぞれアッコちゃんのメロ
ディーが付けられて歌になっているんですね

CMソングとしておなじみの「春咲小紅」や「クリームシチュー」なんかも、切り取られた15秒や
30秒だけでなく、全体を聞くと(裏話を聞いたおかげで)、結構深い内容を感じました

コピーライターというと「業界人」で、軽佻浮薄なイメージがあるんですけど(イメージだけでなく
実際にそういう人間は多い)、イトイさんはほんわかしているようでズバリとモノを言うところが
好きです(かつて日曜早朝の美味しい野菜を紹介するTV番組はよく見ていました)

本日はセットリストが発表にならなかったので、ちょっと自信がないのですが、1101曲ではなく
過去の名作12曲と、今回のために新たに作られた3曲が演奏されました
フジオさんと名付けられた(常田富士夫に似ているから)ホームレスのおじさんと少年の
交流を描いた、ちょっとしんみりする名曲は、残念ながらアッコちゃんの作曲ではないので
演奏されませんでしたが、トークの話題にはなっていました

アンコールはまさる君とみどりちゃんが親の反対を押し切って駆け落ちをするという「Super
Folksong」が歌われ、さらに今回の新作でその後日譚の「Super Folksong returned」を

前作はビートルズの「a day in the life」のフレーズを引用して始まりますが、新作はやはり
ビートルズへのオマージュとして「When I'm sixty-four」が歌詞に登場します
若くして駆け落ちをした時の「ハッピーエンドにしておくれ」というフレーズは、その二人が
年老いた今回も繰り返されます
「ハッピーエンド」の意味を改めて考えなおすと、ちょっとドッキリします

やっぱりイトイさんはすごいです




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