昨日、深夜1時前、なんとか帰宅できた。もうクタクタだあ！
クタクタはTwinsのお陰ではなく（それもあるにはあるが）、トロントでの病人の発生と関東を襲った台風9号による羽田空港の足の乱れが原因だ。
（しかし、今朝の新聞によると、昨日の羽田では相当な混乱があったようだから、まあなんとか無事に家にたどり着けたのだから、「良し」とするべきでしょう。それに機転の利いた対応にも恵まれたこともあることだし。）
現地時間で21日早朝のシンシナティ空港での牧歌的な光景で始まった今回の帰路の旅は、カナダ・トロント空港ゲートでのiPadで遊びながらボーディング時間を待つことまでは極めて順調快適だった。（事実、シンシナティ空港のゲートではスズメ君が足元まで遊びに来たことや、トロント空港では大量のiPadが備わっていて大いに時間つぶしが出来たことは、先の�爐弔屬笋�”で写真を載せた）
が、この後がイケマセン大変な事が待っていて、京都の家に帰りつくまで、エライ難行苦行を強いられてしまった。（まあ、有難い経験も同時にしたのだが）
まずは、1時間遅れでボーデイングが始まった羽田行きの便は、乗客が全員乗り込んだ後、ドアが閉まった状態で3時間もの間ピクリとも動かなかったのだ。羽田空港が台風の影響で乱れていることへの対応だの、機内で病人が出てその対応で遅れていたらしい。が、機内のアナウンスは「もう直ぐ離陸します」だの「いましばしお待ちください」とくりかえしてばかり。ともあれ4時間強遅れで羽田行きの便は飛び立った。
（実際考えてもみてください、飛ばない飛行機の機内で、ただ只管3時間も座っているのは拷問を受けているに近い！なんせコチトラが座っているのは、エコノミー症候群との悪名の元になった狭苦しい椅子なのだから。）
羽田への飛行自体は順調だったが、羽田についてからがまたまた一苦労。機内から出た所にいたエアー・カナダの係員が言うには、「伊丹への乗り継ぎ便はもうありません。空港周辺で泊まるホテルも台風の影響で確保は不可能。唯一関空への10時半ごろのANA便がありますが、関空着は真夜中ですから関空から先の移動手段はありません」と。要するに「羽田のロビーで夜を明かすか、関空のロビーでゴロ寝するか。お客様で勝手に選んでください」と言わんばかり。
なるほど羽田の国際線空港ロビーは大きな荷物を持ち歩く多くの客でゴッタがえしていて善後策を相談する長い列ができていて、対応する係員もキリキリ舞い状態。
「こりゃあ、同じゴロ寝なら羽田より関空の方が混乱は少ない。サッサと国内線ANAチェックイン・カウンタに移動して伊丹行きのチケットを関空行きに切り替える手続きをするのがベター」と重たい荷物を引きずりながら国内線ターミナルに移動することにした。
この国内線ターミナルに早々に移動したことが幸いした。というのも、ANAカウンターで関空行きの手続きをしようとしていた際に、たまたま出発が遅れていた神戸行きのANA便に切り替えてもらうことが出来たのだ。
私奴の面倒な申し出を聞き入れてくれたANAカウンターの係員が伊丹行き便チケットを関空行き便のそれに切り替え、さらにそれを神戸行き便チケットに切り替えるという離れ業を二三分の短時間でやってのけてくれたのだ。
お蔭で間一髪で神戸行きの便に搭乗でき、無事に自宅まで帰り着くことができた。
今朝ほど新聞で昨夜の羽田での混乱ぶりを読むにつけても、必死でキーボードを叩きチケットの切り替えをやってのけただけでなく、職員用通路を使って私奴らをゲートまで案内し見送ってくれたあのANAの女性係員には感謝あるのみだ。
（過去に経験した海外空港での外国人係員の不親切さぶりや不愛想ぶりと較べて、「うん、やっぱり大和撫子はいいなあ」と今更ながら思っている）
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