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2016年08月14日22:28
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ヒビノキ482（８月７日〜８月13日までの１週間／週後半）
８月６日〜８月13日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。
■2016／８／11／Thursday
午後から自宅で『デルタグリーン（DELTA GREEN）』のセッション――。
ハンドラー（KP／GM）をやらせてもらいました。
参加したメンバーはお疲れ様でした。
http://
買い出しに自転車を貸し借りしたりする夏の日（山の日）。
●登場キャラクター
▼PC� ．汽ぅ皀鵝Ε�ジカワ 男／28歳／前職：作家／現職：連邦政府エージェント
日系３世。今回のシナリオでＳANが40を割り込み「伝記執筆以前に死ぬ」とPLが語る。基本、戦闘してよし、調査してよし、交渉してよしの万能選手。今回のシナリオで船に乗り込み、資料（情報）を持ち帰る行動はクジカワでないと成功をしなかった。
▼PC�◆．侫�ート・グローバ 男／42歳／前職：カウンセラー／現職：警官
ボストン市警の刑事。交渉に完全特化し、大量のボンド（協力者）を渡り歩く。情報収集や問題解決の土台や足場を作る裏方が得意。今回は最後にショットガンを撃つ武闘派に。ホームタウンが地元の設定自体がキャラクターをたたせ、無類の力を発揮。
▼PC�� マックス・ウォール 男／32歳／前職：狩人／現職：陸軍兵士
アメリカ陸軍第４騎兵旅団所属。銃撃と斥候に特化したグローバと真逆、完全に矢面に立つキャラクター。……が、前回も今回も、安全な場所を選択し、ＰOWの減少はそれほどでもなかった。とはいえウォールがいなけば最後の戦闘の勝利はなかった。
●プレイの内容
「漂着」
（１）
「オリンピックネタじゃないです」「え〜（PLの不満の声）」
世界最大のスポーツの祭典が開催されているなかで、
グローバはマサチューセッツ州港湾局（ＭPA）の依頼をうけて、
夕方、ボストンの港で溺死死体を調査していた。*1
知人の証言で、死体はボストンでエビ漁師を営む老人だとすぐ判明。*2
ただ、その外傷は片腕の欠損を含め、尋常ではなかった。
また、漁師と一緒に浜へと打ち上がった灰色な物体が奇妙であった。
いわゆるグロブスター *3 らしいそれは回収され調査されているが、
消化途中の老人の腕を巻き込んでいたというのだ。
グローバは遺体と奇妙な物体を鑑識している医師に、グロブスターの特徴を聞く。
「内部は子宮のようで、まるで出産を終了した直後のようである」と……。*4
ははは。そんな。まさか。ご冗談を。
前回、奇妙な体験から生き残ったグローバは、*5 ウォールに連絡した。
その直後、規制を突破しカメラクルーが警官に静止されつつ、
現場の映像を収録する。
クルーのシャツのロゴにはフェノメノンＸ（Phenomen-X。以下PX）とあった。
「なにやってんだあいつら」 グローバではなくPLが嘆息した。
PXとは本作（デルタグリーン。以下DG）におけるオカルト番組組織だからだ。*6
（２）
「オレ、シナリオ開始以前に小型船舶の操縦を“特別訓練” *7 しました」
後出し的にクジカワのPLがシナリオへそなえる。
翌日、グローバはウォールと合流し、今後の方針を練る。
ところが当日の深夜、悲劇は発生した。
漁師の老人と同じ外傷で――くわえてより高度な外傷で――
今度はダウンタウンの若者が溺死したのだ。市内の川で――。 *8
検死した死体と状況に、じりじりとＳANを喪失していくPCたち。*9
「やばいぞ」「進化してるのかな？」「水辺だけ？」相談し、PCは捜査の方向を模索。
「老人の片腕と一緒にグロブスターが巻き込む木製コンテナの破片の調査」
「第ニの遺体発見現場周辺での聞き込み」
「グローバはメディア関係のボンド *10 からPXと接触」を行う。
グロブスターが巻き込むコンテナの破片は、ブラジル船籍の貨物船の積み荷だと判明。
船は海で漂流していた。クジカワが「まってよ」「これＣｏＣだよ。ダメだろ」*11
抵抗するなか、*12 その貨物船をＭPAと一緒に彼は発見。
船内に乗り込み、蠢く原質を見て、*13 恐怖の“極限”*14 を振り切る――。*15
ウォールは第二の遺体発見現場で古い下水の入口を発見。
一方、 グローバはウォールの情報をもとに、
「秘密なんだが――」とPXへ下水入口の情報を流す。*16
（３）
恐怖の“極限”を突破し、障害（不安障害）*16 を獲得。発狂回避で、*17
Will Powerがゼロに近いクジカワは、貨物船から資料と原質を入手してきた。
ハーケンクロイツ。数々の書類。ブラジル。灰色の原質と飼料。
黒幕を想像するなか、*18 それらの解析をウォールがDGへ回す。*19
そのころPXスタッフは下水で“それ”と遭遇。恐怖の悲鳴をあげていた。
第三の溺死死体が川で発見され、*20 犠牲は拡大。PCはPXの撮影映像を見る。*21
クジカワの不安障害が再発するなか、*21 ウォールに解析の報告が届く。
“それ”は、現在、（まだ）生存に水が必要な模様。飼料は“エサ”かもしれない。
一方、貨物船から回収した書類の解読は失敗した。*22
PCは、危険覚悟で翌日下水に向い“それ”との対決を行う。*23
グローバがボストンの下水道管理局に連絡し、“エサ”で誘き出すポイントの水を、
出現と同時に抜く約束を取り付けた。*24、クジカワは逃走用ボートを用意。
水が排出されるまでのあいだウォールが“それ”を制圧する、*25
おそらく発狂を押し止められるDGゆえ成功した作戦だ。*26
ウォールが“それ”を制圧するなか、クジカワは必至で逃走用ボートを操縦。
干上った下水に灰色の原型は活動を停止した。*27
下水内部で火災が発生し、
ボストンの水道が約数時間停止したのは翌日のことである。*28
●脚注
※１ http://
※２ まあ、ボストン ＝ 名物はロブスタークラブだからね。
※３ https:/
※４ おそらく、このあと場面が転換して、このメインテーマがかかる。https:/
※５ 前回までのデルタグリーン――（アメドラ風的予告）。http://
※６ フェノメノンＸ（Phenomen-X）。DGにおけるオカルト番組組織。ＵFOからＵMAまであらゆる超常現象を追う。DGでは割合コミカルな立ち位置で、コミックリリーフをになう設定。新版DGにおいて「PXがどうなったか？」は次のサプリメント（ハンドラー用のコアルールブック）まで不明。もっとも、 今年のGen-Con（http://
※７ “専門訓練”（Special Training）。新版DGのルール。ハンドラー（GM）が許可した場合、PCは基本技能の延長に存在する、専門分野を10〜20時間訓練して習得することができる。たとえば<水泳（Swim）>技能の延長には<スキューバー機材（SCUBA gear）>技能があるなどだ。 クジカワのPLは「<操縦（Pilot）>技能の“専門訓練”でボートが運転できるようにならないか？」とハンドラーに相談した。自分これを許可した。このルールは、シナリオ解決に必要な分野を、GMがPCに即席で修得させることができるよいルールだ。
※８ チャールズ川。スマホでグローバのPLが川の画像を見て「ヨットもあってきれいな川だな〜」と言う。おいやめろよ。なんだか申し訳ない気持になるだろ（笑）
※９ 新版DGのルール。新版DGの正気度ルールは『クトゥルフ神話TRPG』と違い、“極限（Breaking point）”というルール（狂気の一定の区切り）が存在する。“極限”に到達した場合、 PCは『クトゥルフ神話TRPG』の不定の狂気に似た“障害（Disorders）”を得る。※15も参照。
※10 新版DGのルール。ボンド（Bond）。いってみればPCの協力者や関係者。コネ。たとえばPCは自分の専門分野以外の情報をボンドから得たり、ボンドに一定の仕事をまかせることができる。また、ボンドはPCの正気の縁（よすが）で、ボンドの「つながり」を想像し、狂気に落ち込む状況を防止することもできる。
※11 だがウォールのPLはいった。「おまえボート運転できるんだろ」 そう、クジカワは運転ができる。だが、よくかんがえてみれば、ほとんど理由になってない（笑）
※12 最後は「そうだよ。“普通”の船！ “普通”の船！」「いける」「いける」 おまえはホラー映画の女の子か（笑）
※13 灰色の原質は巨大なビーカー内部の緑色の溶液のなかに沈んでいた。また、船内は、このシナリオでPCが対決した原質の攻撃に抵抗する撃ち合いなど、惨憺たる有様であった。
※14 “極限”は原書でBreaking point ＝ 「恐怖の極限」ということで、自分は、この訳語を採用している。
※15 “極限（Breaking point）”の値は以下の公式で算出する、「PCのＰOW × ５（現在ＳAN） − PCのＰOW」。たとえばＰOWが「10」のキャラクターＡがいたとする。Ａの現在ＳANは「50」。ここからＰOWの「10」をマイナスし“極限”の値は「40」となる。シナリオのなかでＡのＳANは「40」まで減少した。恐怖の“極限”だ。ハンドラーはＡに“障害（Disorders）”を１つあたえる。そのあとＡの“極限”はリセットされ、あらたな“極限”の値は「30」となる。ＡのＳANがさらに恐怖の体験で「30」まで減少したとき、ハンドラーは、ふたたびＡに“障害”を１つあたえる。このルールは、時間割合で不定の狂気が発生した曖昧な『クトゥルフ神話TRPG』のルールを、より明確化したものであるともいえる。
※16 グローバはわざとPXに情報を流し「番組のネタの下水調査（撮影）」をほのめかしたのだ。きたないさすがきたない。このPLは……は、いや、このボストンの壮年刑事はこうして生き残ってきた（笑）
※17 突発的、恐怖的な状況が発生した場合、不安へとさいなまれて、あらゆる行動に−20％の修正をうける。ちなみに“障害”の発生も『クトゥルフ神話TRPG』より明確にされている。“障害”を持つPCはＳANが減少した場合、ふたたびＳANチェックを行い、失敗した場合、“障害”が発生する。
※18 新版DGでは自身の“意志（Will Power）”を消費し、減少するＳANの値を低下させることができる。ＳANの減少が発生したとき、1d４を振り、出目と同じ値を減少するＳANからマイナスすること。たとえば６ポイントのＳANが減少するとき、1d４の出目が「２」ならば、ＳANの減少は「４」となる。PCは発狂の回避ができることになるのだ。そのあと出目と同じ値の“意志”を消費する。この選択はPC生存の可能性を飛躍的にあげる。だが、あくまで減少の幅が1d４のランダムで、かつ、大幅に“意志”でＳANが減少した場合、それだけ“意志”の残量も減る。そもそも“意志”がゼロならば行えない。単純だが、単純ゆえによくできたルールだ。
※19 ある程度DGの知識を持つ人はわかるだろうが、今回の黒幕は、ナチス親衛隊を起源に持ち、魔術においてなら作中で最大の力を持つカロテキア（Karotechia）であった。ただ、※６にもあるように、新版DGで「カロテキアの現状がどうなっているか？」は、サプリメントが発売されるまで不明だ。ゆえ、存在はぼかしてある。
※20 第三の死体の外傷はさらに高度で、PCが相手の能力が進化しているのを想像するのに充分であった。
※21 この映像はPXのビデオクルーが“それ”から逃げるＰOV（主観視点）映像だったが、“それ”はPXが下水を出て陸地へと走ると追跡してこなくなった。PCは映像に、“それ”が水のある場所でしか行動できない予感をさらに強くした。
※22 この書類からPCは、“それ”へと注入して殺害する生物学的酵素の製造方法を入手可能であった。ただ、解読に４時間。製造に12時間が必要であった。PLは「早く船に乗り込むべきだった」といっていたが、まあ、全部はうまくいかないのがTRPGだ。
※23 第三の死体の外傷で“それ”が着実に進化しているのをPCは想像し、なおかつ、これ以上、犠牲はだせないとかんがえのだ。
※24 グローバは市会議員のボンドを利用し押し切った。
※25 制圧（Suppression）。新版DGのルール。PCは制圧射撃を行い、 相手の頭を上げさせないことができる。 制圧射撃をうけた目標が、銃器の“殺傷半径（Kill Radius）”に存在する場合、 目標は<敏捷>（Alertness）ロールを行う。失敗した場合、目標は次の行動で伏せ状態にならなければならない。目標は、そのほか存在の援護を得る、あるいは、ＳANを１ポイント消費することによって、恐怖を押し殺し、通常の移動と行動ができる。「制圧射撃が人間以外の生物に効果があるか？」はハンドラーの裁量だ。自分は制圧射撃をうけた“それ”の次回の攻撃が−20％されるとした。
※26 “それ”と遭遇してウォールとグローバが発狂した。だが、彼等は“意志”を消費し発狂を回避した。ちなみにクジカワは戦闘の外側で待機していた。まあ、もう、WPなかったしね（笑） ※18も参照。
※27 ウォールがアサルトライフルで“それ”を制圧し続け、グローバが連絡を取り参戦。十分水量が減少した時点で逃げ出し、クジカワの逃走用ボートに飛び乗る。“それ”はゴロゴロ回転してPCを追跡してきた。だが、途中で水が完全に干上り、活動を停止した。
※28 おそらくDGの証拠隠滅であろう。
『クロムクロ』 第19話 「鬼が誘う宴」
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肯定ができる所長（洋海）の命令違反。
エフィドルグのトラクタービームで誘拐されてしまい宇宙へと消えた由希奈。
視聴者の予想はまんまあたり。どうやらムエッタ捜索のカクタスが、
本当に由希奈と彼女をまちがえた模様。
ヨルバたちの解説にあった“生体模様”からかんがえると、
遺伝子ベースで本人を判断してるのかな？
ともあれ剣之介は当たり前に由希奈の救出を叫び、洋海は娘の危機に各所へかけあう。
一方、捕虜になったムエッタの身体をハウゼン先生が分析しはじめ……。
国連は由希奈の救出を放棄。彼等はムエッタをクロムクロの複座に乗せ、
利用するよう説明する。この展開は“あってないようなもの”。
いや、破棄をされる意味はあるか。冷酷な命令に洋海は反発。
ハウゼン先生をダマし（利用し）、ムエッタを脱獄させ、
剣之介に由希奈の救出を頼む。ベタベタだけれど展開は熱い。
遺伝子ベースが一緒。ゆえムエッタはクロムクロの操縦ができるのか。
おそらく17話は飛行ユニットで宇宙への移動は解決できそう。
同時進行でソフィーこそ一番冷静な判断ができると、彼女の前に姿を現す鬼父は、
すべての真実を語る。ムエッタの一部記憶改竄をふくめ、
来週が、この作品の根幹のネタばらしになりそう。
■2016／８／12／Friday
出勤。
だが、かんがえてみれば普通の平日で仕事は当たり前だ。
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』 第６話 「神の階の麓にて」
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わかりやすいダメ軍隊 ＝ 上官が無能の陸軍的モデル。
演習でサリハスラグを破り、
それぞれ自分の部隊の指揮にもなじんだイクタたちへ、
新兵恒例の派遣命令が――。
遠征場所は北域出張。田舎の山賊と山岳民族の監視。皇女殿下も参加する。
だが到着した北域鎮台は脱力感のまま、緊張感のない現場で……。
主題は民族対立で、基本、帝国民と異民族の国境紛争。
ただ、舞台のアラファトラ山脈は天然の要害。
威嚇行動のみによってシナーク族をしりぞけている。
その現状を、自身の強さ、くわえて、帝国の威光だとかんがえている“それ”。
皇女殿下にとにかくごまする“あれ”。
軍事教本を売り、こずかいを稼ぐ“これ”、と、上官は曲者で一杯。
ただ、兵卒と一部上官は優秀とわかりやすい構図。
この油断から来週にシナーク族へと攻め込まれ開戦……なんでしょう。
北域鎮台の攻撃にシナーク族が慎重な理由は、駐屯場所に捕虜がいるから。
上官に背き、営巣いりそせられそうになったイクタは、
捕虜を目撃するんだけど、あのイクタの表情と精霊の様子から見ると、
知人か、そもそも直接その精霊に関係あるのかしら？
『91Days』 第６話 「豚を殺しに」
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「イエス！ （人肉いり）ラザーニア！」
アヴィリオの必死の取引で、まさしく彼岸の川を渡り、
ファンゴと交渉へ挑むネロたち。
一触即発のファンゴもネロも、どこかピーキーな雰囲気がそっくり。
２人は意気投合し、ネロはオルコ殺害をファンゴに約束。
アヴィリオの話す策を信じ、オルコの食事場所へ直接乗り込み……。
ネロがコルテオの密造酒と蒸留所と引き渡すとオルコを誘い出す。
道中、アヴィリオが“迫真”の演技（？）で裏切り、ネロを撃つ。
油断したオルコをネロの仲間がとらえ、
撃ち殺されたはずのネロがオルコをなじる――。
ネロはアヴィリオの復讐相手。
本人は“演技”を絶賛するけど、それ“演技”じゃないんで。
自身の出自や復讐の動機、そのほかすべてをオルコへ吐露するアヴィリオ。
だがオルコは現場に存在した４人目などは知らない。
まあ、順当にかんがえた場合、４人目は手紙の差し出し人なんだろうなあ。
いずれにしろオルコはファンゴへと引き渡されラザニアの挽肉へ。
それを古参のメンバーにくわせるファンゴまじおかしい。
とはいえ、こういう方法だとファンゴのファミリー掌握は長く続かないだろう。
■2016／８／13／Saturday
『Ｘ-MEN：アポカリプス』――。
そもそもよくわかってないヒトがいますが、「〜：フューチャー＆バトス」で、
映画Ｘ-MENのタイムラインは分岐したわけです。本作は、その総決算で最終章。
新生Ｘ-MEN誕生を打ち出しつつも、最強の相手アポカリプスへ挑む。
マグニートーが危機へ力を貸す最後の展開以後はベタベタ。鉄骨が落ち、
「Ｘ」を形作り、全員が力を合す、徹頭徹尾ヒーローものになります。最高だぜ。
『ラブライブ！サンシャイン!!』 第７話 「TOKYO」
http://
黒魔術ショップ堕天使、制服専門店舗、百合と乙女な同人誌。
東京にはみんなの欲望が一杯ズラ！
スカイランタンライブが好評で順位を99位まで上げたAqours。
そのAqoursに東京スクールアイドル事務局から連絡がはいり、
彼女らは東京へと招待をされる。
東京観光に浮足だつ、それぞれ面々。だがスクールアイドル事務局のイベントでは、
ステージ発表があるとわかり……。
「LoveLive！」の開催が発表され（実況はまだ高森さんの模様）、
イベントは前哨戦の恰好。このステージ発表が、さらなる人気獲得のチャンス。
千歌は気合をいれる。無印におけるA-RISEがμ'sのライバルだったか、
自分は微妙なんですけど（ライバルとしては物語の活躍期間が短いしね）、
ともかく千歌たちにもライバルが登場。
そのセイントスノーに実力に驚愕。ライブ大失敗。挫折 → 復活。
３年生組が加入……の流れなんでしょう。
おそらく３年生組も、以前、スクールアイドルに挑戦し、
同じ経験であきらめたのかな？ あと、そろそろみんなも予想してきたけど、
この進行速度だと、本選までとてもまとまらないので、
分割２クールなんだろうな。「サンシャイン」
『Rewrite』 第７話 「失われた場所」
http://
モラトリアムの喪失と、祭りの終わり――。
虹沼の正体究明に瑚太朗と最後に連絡を取り、森へと消えた井上。
捜索隊が井上の所持品を発見するなら、学校からオカ研に活動停止命令が下る。
理由は責任の所在をめぐる槍玉。
瑚太朗は自分の居場所、みんなの関係を継続するため井上捜索へ乗り出し……。
作風が一気に変化。というか、これこそ本作の真実。異能力物です。
静流とルチアが狩猟者、会長（朱音）とちはやがガイア。
……で、そのちはやを咲夜が守る。
「魔物の出現」「葉竜との対決」「瑚太朗の腕から飛び出した謎の爪（剣）」
……と、テレビアニメの視聴者はわけのわからんことだらけ。
もっとも原作でも、これ以降、物語、背景、伏線を消火していく。
この時点までゲームをプレイしているユーザーと、
アニメ視聴者の環境は一緒なわけです。
ただ、その「わけがわからない」がアニメでも機能しているのか？
といえば疑問だな。ギャルゲーでいうところ、ここまでキャラ共通ルート。
以後、個別展開へ……ってなるんですが、今回の最後でアニオリ展開になっている。
ですから来週から原作を体験しているユーザーも、
今後の予想はできないでしょうね。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。
■2016／８／11／Thursday
午後から自宅で『デルタグリーン（DELTA GREEN）』のセッション――。
ハンドラー（KP／GM）をやらせてもらいました。
参加したメンバーはお疲れ様でした。
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買い出しに自転車を貸し借りしたりする夏の日（山の日）。
●登場キャラクター
▼PC� ．汽ぅ皀鵝Ε�ジカワ 男／28歳／前職：作家／現職：連邦政府エージェント
日系３世。今回のシナリオでＳANが40を割り込み「伝記執筆以前に死ぬ」とPLが語る。基本、戦闘してよし、調査してよし、交渉してよしの万能選手。今回のシナリオで船に乗り込み、資料（情報）を持ち帰る行動はクジカワでないと成功をしなかった。
▼PC�◆．侫�ート・グローバ 男／42歳／前職：カウンセラー／現職：警官
ボストン市警の刑事。交渉に完全特化し、大量のボンド（協力者）を渡り歩く。情報収集や問題解決の土台や足場を作る裏方が得意。今回は最後にショットガンを撃つ武闘派に。ホームタウンが地元の設定自体がキャラクターをたたせ、無類の力を発揮。
▼PC�� マックス・ウォール 男／32歳／前職：狩人／現職：陸軍兵士
アメリカ陸軍第４騎兵旅団所属。銃撃と斥候に特化したグローバと真逆、完全に矢面に立つキャラクター。……が、前回も今回も、安全な場所を選択し、ＰOWの減少はそれほどでもなかった。とはいえウォールがいなけば最後の戦闘の勝利はなかった。
●プレイの内容
「漂着」
（１）
「オリンピックネタじゃないです」「え〜（PLの不満の声）」
世界最大のスポーツの祭典が開催されているなかで、
グローバはマサチューセッツ州港湾局（ＭPA）の依頼をうけて、
夕方、ボストンの港で溺死死体を調査していた。*1
知人の証言で、死体はボストンでエビ漁師を営む老人だとすぐ判明。*2
ただ、その外傷は片腕の欠損を含め、尋常ではなかった。
また、漁師と一緒に浜へと打ち上がった灰色な物体が奇妙であった。
いわゆるグロブスター *3 らしいそれは回収され調査されているが、
消化途中の老人の腕を巻き込んでいたというのだ。
グローバは遺体と奇妙な物体を鑑識している医師に、グロブスターの特徴を聞く。
「内部は子宮のようで、まるで出産を終了した直後のようである」と……。*4
ははは。そんな。まさか。ご冗談を。
前回、奇妙な体験から生き残ったグローバは、*5 ウォールに連絡した。
その直後、規制を突破しカメラクルーが警官に静止されつつ、
現場の映像を収録する。
クルーのシャツのロゴにはフェノメノンＸ（Phenomen-X。以下PX）とあった。
「なにやってんだあいつら」 グローバではなくPLが嘆息した。
PXとは本作（デルタグリーン。以下DG）におけるオカルト番組組織だからだ。*6
（２）
「オレ、シナリオ開始以前に小型船舶の操縦を“特別訓練” *7 しました」
後出し的にクジカワのPLがシナリオへそなえる。
翌日、グローバはウォールと合流し、今後の方針を練る。
ところが当日の深夜、悲劇は発生した。
漁師の老人と同じ外傷で――くわえてより高度な外傷で――
今度はダウンタウンの若者が溺死したのだ。市内の川で――。 *8
検死した死体と状況に、じりじりとＳANを喪失していくPCたち。*9
「やばいぞ」「進化してるのかな？」「水辺だけ？」相談し、PCは捜査の方向を模索。
「老人の片腕と一緒にグロブスターが巻き込む木製コンテナの破片の調査」
「第ニの遺体発見現場周辺での聞き込み」
「グローバはメディア関係のボンド *10 からPXと接触」を行う。
グロブスターが巻き込むコンテナの破片は、ブラジル船籍の貨物船の積み荷だと判明。
船は海で漂流していた。クジカワが「まってよ」「これＣｏＣだよ。ダメだろ」*11
抵抗するなか、*12 その貨物船をＭPAと一緒に彼は発見。
船内に乗り込み、蠢く原質を見て、*13 恐怖の“極限”*14 を振り切る――。*15
ウォールは第二の遺体発見現場で古い下水の入口を発見。
一方、 グローバはウォールの情報をもとに、
「秘密なんだが――」とPXへ下水入口の情報を流す。*16
（３）
恐怖の“極限”を突破し、障害（不安障害）*16 を獲得。発狂回避で、*17
Will Powerがゼロに近いクジカワは、貨物船から資料と原質を入手してきた。
ハーケンクロイツ。数々の書類。ブラジル。灰色の原質と飼料。
黒幕を想像するなか、*18 それらの解析をウォールがDGへ回す。*19
そのころPXスタッフは下水で“それ”と遭遇。恐怖の悲鳴をあげていた。
第三の溺死死体が川で発見され、*20 犠牲は拡大。PCはPXの撮影映像を見る。*21
クジカワの不安障害が再発するなか、*21 ウォールに解析の報告が届く。
“それ”は、現在、（まだ）生存に水が必要な模様。飼料は“エサ”かもしれない。
一方、貨物船から回収した書類の解読は失敗した。*22
PCは、危険覚悟で翌日下水に向い“それ”との対決を行う。*23
グローバがボストンの下水道管理局に連絡し、“エサ”で誘き出すポイントの水を、
出現と同時に抜く約束を取り付けた。*24、クジカワは逃走用ボートを用意。
水が排出されるまでのあいだウォールが“それ”を制圧する、*25
おそらく発狂を押し止められるDGゆえ成功した作戦だ。*26
ウォールが“それ”を制圧するなか、クジカワは必至で逃走用ボートを操縦。
干上った下水に灰色の原型は活動を停止した。*27
下水内部で火災が発生し、
ボストンの水道が約数時間停止したのは翌日のことである。*28
●脚注
※１ http://
※２ まあ、ボストン ＝ 名物はロブスタークラブだからね。
※３ https:/
※４ おそらく、このあと場面が転換して、このメインテーマがかかる。https:/
※５ 前回までのデルタグリーン――（アメドラ風的予告）。http://
※６ フェノメノンＸ（Phenomen-X）。DGにおけるオカルト番組組織。ＵFOからＵMAまであらゆる超常現象を追う。DGでは割合コミカルな立ち位置で、コミックリリーフをになう設定。新版DGにおいて「PXがどうなったか？」は次のサプリメント（ハンドラー用のコアルールブック）まで不明。もっとも、 今年のGen-Con（http://
※７ “専門訓練”（Special Training）。新版DGのルール。ハンドラー（GM）が許可した場合、PCは基本技能の延長に存在する、専門分野を10〜20時間訓練して習得することができる。たとえば<水泳（Swim）>技能の延長には<スキューバー機材（SCUBA gear）>技能があるなどだ。 クジカワのPLは「<操縦（Pilot）>技能の“専門訓練”でボートが運転できるようにならないか？」とハンドラーに相談した。自分これを許可した。このルールは、シナリオ解決に必要な分野を、GMがPCに即席で修得させることができるよいルールだ。
※８ チャールズ川。スマホでグローバのPLが川の画像を見て「ヨットもあってきれいな川だな〜」と言う。おいやめろよ。なんだか申し訳ない気持になるだろ（笑）
※９ 新版DGのルール。新版DGの正気度ルールは『クトゥルフ神話TRPG』と違い、“極限（Breaking point）”というルール（狂気の一定の区切り）が存在する。“極限”に到達した場合、 PCは『クトゥルフ神話TRPG』の不定の狂気に似た“障害（Disorders）”を得る。※15も参照。
※10 新版DGのルール。ボンド（Bond）。いってみればPCの協力者や関係者。コネ。たとえばPCは自分の専門分野以外の情報をボンドから得たり、ボンドに一定の仕事をまかせることができる。また、ボンドはPCの正気の縁（よすが）で、ボンドの「つながり」を想像し、狂気に落ち込む状況を防止することもできる。
※11 だがウォールのPLはいった。「おまえボート運転できるんだろ」 そう、クジカワは運転ができる。だが、よくかんがえてみれば、ほとんど理由になってない（笑）
※12 最後は「そうだよ。“普通”の船！ “普通”の船！」「いける」「いける」 おまえはホラー映画の女の子か（笑）
※13 灰色の原質は巨大なビーカー内部の緑色の溶液のなかに沈んでいた。また、船内は、このシナリオでPCが対決した原質の攻撃に抵抗する撃ち合いなど、惨憺たる有様であった。
※14 “極限”は原書でBreaking point ＝ 「恐怖の極限」ということで、自分は、この訳語を採用している。
※15 “極限（Breaking point）”の値は以下の公式で算出する、「PCのＰOW × ５（現在ＳAN） − PCのＰOW」。たとえばＰOWが「10」のキャラクターＡがいたとする。Ａの現在ＳANは「50」。ここからＰOWの「10」をマイナスし“極限”の値は「40」となる。シナリオのなかでＡのＳANは「40」まで減少した。恐怖の“極限”だ。ハンドラーはＡに“障害（Disorders）”を１つあたえる。そのあとＡの“極限”はリセットされ、あらたな“極限”の値は「30」となる。ＡのＳANがさらに恐怖の体験で「30」まで減少したとき、ハンドラーは、ふたたびＡに“障害”を１つあたえる。このルールは、時間割合で不定の狂気が発生した曖昧な『クトゥルフ神話TRPG』のルールを、より明確化したものであるともいえる。
※16 グローバはわざとPXに情報を流し「番組のネタの下水調査（撮影）」をほのめかしたのだ。きたないさすがきたない。このPLは……は、いや、このボストンの壮年刑事はこうして生き残ってきた（笑）
※17 突発的、恐怖的な状況が発生した場合、不安へとさいなまれて、あらゆる行動に−20％の修正をうける。ちなみに“障害”の発生も『クトゥルフ神話TRPG』より明確にされている。“障害”を持つPCはＳANが減少した場合、ふたたびＳANチェックを行い、失敗した場合、“障害”が発生する。
※18 新版DGでは自身の“意志（Will Power）”を消費し、減少するＳANの値を低下させることができる。ＳANの減少が発生したとき、1d４を振り、出目と同じ値を減少するＳANからマイナスすること。たとえば６ポイントのＳANが減少するとき、1d４の出目が「２」ならば、ＳANの減少は「４」となる。PCは発狂の回避ができることになるのだ。そのあと出目と同じ値の“意志”を消費する。この選択はPC生存の可能性を飛躍的にあげる。だが、あくまで減少の幅が1d４のランダムで、かつ、大幅に“意志”でＳANが減少した場合、それだけ“意志”の残量も減る。そもそも“意志”がゼロならば行えない。単純だが、単純ゆえによくできたルールだ。
※19 ある程度DGの知識を持つ人はわかるだろうが、今回の黒幕は、ナチス親衛隊を起源に持ち、魔術においてなら作中で最大の力を持つカロテキア（Karotechia）であった。ただ、※６にもあるように、新版DGで「カロテキアの現状がどうなっているか？」は、サプリメントが発売されるまで不明だ。ゆえ、存在はぼかしてある。
※20 第三の死体の外傷はさらに高度で、PCが相手の能力が進化しているのを想像するのに充分であった。
※21 この映像はPXのビデオクルーが“それ”から逃げるＰOV（主観視点）映像だったが、“それ”はPXが下水を出て陸地へと走ると追跡してこなくなった。PCは映像に、“それ”が水のある場所でしか行動できない予感をさらに強くした。
※22 この書類からPCは、“それ”へと注入して殺害する生物学的酵素の製造方法を入手可能であった。ただ、解読に４時間。製造に12時間が必要であった。PLは「早く船に乗り込むべきだった」といっていたが、まあ、全部はうまくいかないのがTRPGだ。
※23 第三の死体の外傷で“それ”が着実に進化しているのをPCは想像し、なおかつ、これ以上、犠牲はだせないとかんがえのだ。
※24 グローバは市会議員のボンドを利用し押し切った。
※25 制圧（Suppression）。新版DGのルール。PCは制圧射撃を行い、 相手の頭を上げさせないことができる。 制圧射撃をうけた目標が、銃器の“殺傷半径（Kill Radius）”に存在する場合、 目標は<敏捷>（Alertness）ロールを行う。失敗した場合、目標は次の行動で伏せ状態にならなければならない。目標は、そのほか存在の援護を得る、あるいは、ＳANを１ポイント消費することによって、恐怖を押し殺し、通常の移動と行動ができる。「制圧射撃が人間以外の生物に効果があるか？」はハンドラーの裁量だ。自分は制圧射撃をうけた“それ”の次回の攻撃が−20％されるとした。
※26 “それ”と遭遇してウォールとグローバが発狂した。だが、彼等は“意志”を消費し発狂を回避した。ちなみにクジカワは戦闘の外側で待機していた。まあ、もう、WPなかったしね（笑） ※18も参照。
※27 ウォールがアサルトライフルで“それ”を制圧し続け、グローバが連絡を取り参戦。十分水量が減少した時点で逃げ出し、クジカワの逃走用ボートに飛び乗る。“それ”はゴロゴロ回転してPCを追跡してきた。だが、途中で水が完全に干上り、活動を停止した。
※28 おそらくDGの証拠隠滅であろう。
『クロムクロ』 第19話 「鬼が誘う宴」
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肯定ができる所長（洋海）の命令違反。
エフィドルグのトラクタービームで誘拐されてしまい宇宙へと消えた由希奈。
視聴者の予想はまんまあたり。どうやらムエッタ捜索のカクタスが、
本当に由希奈と彼女をまちがえた模様。
ヨルバたちの解説にあった“生体模様”からかんがえると、
遺伝子ベースで本人を判断してるのかな？
ともあれ剣之介は当たり前に由希奈の救出を叫び、洋海は娘の危機に各所へかけあう。
一方、捕虜になったムエッタの身体をハウゼン先生が分析しはじめ……。
国連は由希奈の救出を放棄。彼等はムエッタをクロムクロの複座に乗せ、
利用するよう説明する。この展開は“あってないようなもの”。
いや、破棄をされる意味はあるか。冷酷な命令に洋海は反発。
ハウゼン先生をダマし（利用し）、ムエッタを脱獄させ、
剣之介に由希奈の救出を頼む。ベタベタだけれど展開は熱い。
遺伝子ベースが一緒。ゆえムエッタはクロムクロの操縦ができるのか。
おそらく17話は飛行ユニットで宇宙への移動は解決できそう。
同時進行でソフィーこそ一番冷静な判断ができると、彼女の前に姿を現す鬼父は、
すべての真実を語る。ムエッタの一部記憶改竄をふくめ、
来週が、この作品の根幹のネタばらしになりそう。
■2016／８／12／Friday
出勤。
だが、かんがえてみれば普通の平日で仕事は当たり前だ。
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』 第６話 「神の階の麓にて」
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わかりやすいダメ軍隊 ＝ 上官が無能の陸軍的モデル。
演習でサリハスラグを破り、
それぞれ自分の部隊の指揮にもなじんだイクタたちへ、
新兵恒例の派遣命令が――。
遠征場所は北域出張。田舎の山賊と山岳民族の監視。皇女殿下も参加する。
だが到着した北域鎮台は脱力感のまま、緊張感のない現場で……。
主題は民族対立で、基本、帝国民と異民族の国境紛争。
ただ、舞台のアラファトラ山脈は天然の要害。
威嚇行動のみによってシナーク族をしりぞけている。
その現状を、自身の強さ、くわえて、帝国の威光だとかんがえている“それ”。
皇女殿下にとにかくごまする“あれ”。
軍事教本を売り、こずかいを稼ぐ“これ”、と、上官は曲者で一杯。
ただ、兵卒と一部上官は優秀とわかりやすい構図。
この油断から来週にシナーク族へと攻め込まれ開戦……なんでしょう。
北域鎮台の攻撃にシナーク族が慎重な理由は、駐屯場所に捕虜がいるから。
上官に背き、営巣いりそせられそうになったイクタは、
捕虜を目撃するんだけど、あのイクタの表情と精霊の様子から見ると、
知人か、そもそも直接その精霊に関係あるのかしら？
『91Days』 第６話 「豚を殺しに」
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「イエス！ （人肉いり）ラザーニア！」
アヴィリオの必死の取引で、まさしく彼岸の川を渡り、
ファンゴと交渉へ挑むネロたち。
一触即発のファンゴもネロも、どこかピーキーな雰囲気がそっくり。
２人は意気投合し、ネロはオルコ殺害をファンゴに約束。
アヴィリオの話す策を信じ、オルコの食事場所へ直接乗り込み……。
ネロがコルテオの密造酒と蒸留所と引き渡すとオルコを誘い出す。
道中、アヴィリオが“迫真”の演技（？）で裏切り、ネロを撃つ。
油断したオルコをネロの仲間がとらえ、
撃ち殺されたはずのネロがオルコをなじる――。
ネロはアヴィリオの復讐相手。
本人は“演技”を絶賛するけど、それ“演技”じゃないんで。
自身の出自や復讐の動機、そのほかすべてをオルコへ吐露するアヴィリオ。
だがオルコは現場に存在した４人目などは知らない。
まあ、順当にかんがえた場合、４人目は手紙の差し出し人なんだろうなあ。
いずれにしろオルコはファンゴへと引き渡されラザニアの挽肉へ。
それを古参のメンバーにくわせるファンゴまじおかしい。
とはいえ、こういう方法だとファンゴのファミリー掌握は長く続かないだろう。
■2016／８／13／Saturday
『Ｘ-MEN：アポカリプス』――。
そもそもよくわかってないヒトがいますが、「〜：フューチャー＆バトス」で、
映画Ｘ-MENのタイムラインは分岐したわけです。本作は、その総決算で最終章。
新生Ｘ-MEN誕生を打ち出しつつも、最強の相手アポカリプスへ挑む。
マグニートーが危機へ力を貸す最後の展開以後はベタベタ。鉄骨が落ち、
「Ｘ」を形作り、全員が力を合す、徹頭徹尾ヒーローものになります。最高だぜ。
『ラブライブ！サンシャイン!!』 第７話 「TOKYO」
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黒魔術ショップ堕天使、制服専門店舗、百合と乙女な同人誌。
東京にはみんなの欲望が一杯ズラ！
スカイランタンライブが好評で順位を99位まで上げたAqours。
そのAqoursに東京スクールアイドル事務局から連絡がはいり、
彼女らは東京へと招待をされる。
東京観光に浮足だつ、それぞれ面々。だがスクールアイドル事務局のイベントでは、
ステージ発表があるとわかり……。
「LoveLive！」の開催が発表され（実況はまだ高森さんの模様）、
イベントは前哨戦の恰好。このステージ発表が、さらなる人気獲得のチャンス。
千歌は気合をいれる。無印におけるA-RISEがμ'sのライバルだったか、
自分は微妙なんですけど（ライバルとしては物語の活躍期間が短いしね）、
ともかく千歌たちにもライバルが登場。
そのセイントスノーに実力に驚愕。ライブ大失敗。挫折 → 復活。
３年生組が加入……の流れなんでしょう。
おそらく３年生組も、以前、スクールアイドルに挑戦し、
同じ経験であきらめたのかな？ あと、そろそろみんなも予想してきたけど、
この進行速度だと、本選までとてもまとまらないので、
分割２クールなんだろうな。「サンシャイン」
『Rewrite』 第７話 「失われた場所」
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モラトリアムの喪失と、祭りの終わり――。
虹沼の正体究明に瑚太朗と最後に連絡を取り、森へと消えた井上。
捜索隊が井上の所持品を発見するなら、学校からオカ研に活動停止命令が下る。
理由は責任の所在をめぐる槍玉。
瑚太朗は自分の居場所、みんなの関係を継続するため井上捜索へ乗り出し……。
作風が一気に変化。というか、これこそ本作の真実。異能力物です。
静流とルチアが狩猟者、会長（朱音）とちはやがガイア。
……で、そのちはやを咲夜が守る。
「魔物の出現」「葉竜との対決」「瑚太朗の腕から飛び出した謎の爪（剣）」
……と、テレビアニメの視聴者はわけのわからんことだらけ。
もっとも原作でも、これ以降、物語、背景、伏線を消火していく。
この時点までゲームをプレイしているユーザーと、
アニメ視聴者の環境は一緒なわけです。
ただ、その「わけがわからない」がアニメでも機能しているのか？
といえば疑問だな。ギャルゲーでいうところ、ここまでキャラ共通ルート。
以後、個別展開へ……ってなるんですが、今回の最後でアニオリ展開になっている。
ですから来週から原作を体験しているユーザーも、
今後の予想はできないでしょうね。
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